2012年10月4日木曜日

リーさんのフィールドトリップ

 中国からの留学生、リーさんがRQWのインターンに来てくれました。超多忙のフィールドトリップ6日間をダイジェストでご紹介します。

9月21日

 朝5:50に上野駅集合。くりこま高原駅でよいコトnet一行と合流し、南三陸町入谷のひころの里へ。南三陸町生活研究グループワークショップに参加しました。昼食は、ひころの里のなかにある「ばっかり茶屋」にて、ひころレディースお手製の地元の味。
 リーさんが中国人ですと自己紹介すると、お母さんがたの一人が、この近所に働き者で有名な中国人のお嫁さんがいるという話をしてくれました。

「お昼に食べた『みず』という山菜が珍しくて美味しかった、かぼちゃまんじゅうも!」(リーさん)


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 午後、塩本、村松とともに気仙沼の手編みグループのみなさんを訪問。今後のグループ運営について、オリジナル商品の開発や販売についてなど、ゆっくり時間をかけてお話ししました。お母さんのお一人が、リング型の大きなフルーツババロアを作ってきてくださってリーさんも大感激。

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 今日は、RQ市民災害救援センター時代にお世話になった、RQ登米復興交流センターこと旧鱒淵小学校の閉所の日。朝いちばんに、小学校に残っていた荷物をみんなでバンに積み込み、一路、歌津の新倉庫へ。リーさん、かえちゃん、はくたさん、塩本の連携プレーで、手際よく300本の組手什を2階にあげ、ノコで切り、棚に組み立て。大急ぎで鱒淵小にもどり、夜は閉所式と懇親会に出席しました。
 リーさん、この夜は鱒淵のシェアハウスに宿泊し、翌24日は、鱒淵小のお掃除に励んでくれました。


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 午前中は南三陸町での手仕事スキルアップ講座へ。今日の課題は、デザイン画の提出と商品化の検討です。森岡先生の言葉は、ものづくりを目指すリーさんにとってはなるほどとうなずくことばかり。細かいパターンの修正方法など、熱心にメモをとっていました。平成の森で「これは、本場中国の味です!」とリーさんもうなるチャーハンを食べたあとは、かえちゃんが10月の配色講座で使う教材を準備する手伝いを。



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 今日は、森岡先生の中瀬でのお楽しみ手づくり講座の日。中綿の入った、卓上メガネ入れ。アクセサリーや小物にもぴったりです。材料が余っていたので先生もぜひにと言ってくださり、リーさんも参加させてもらいました。


 縫い方がとても丁寧。講座の途中でタイムアップでしたが、なんとか最後まで仕上げることができました。

 6日間の強行スケジュールでしたが、登米、南三陸町、気仙沼と広い地域を実際に見学し活動ができたこと、また、随所で日本人の勤勉さやもの作りへのこだわりが見えて感激したそうです。お母さんがたとたくさんお話できたのもよかったと。この経験をぜひ活かしてくださいね。

しお


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