2012年12月28日金曜日

2012年の活動おさめで大集合。

12月22日(土)


クリスマス前の三連休でウキウキ気分で迎えたこの日、
東京は気温がぐっと下がって、しかも激しい雨。

お天気には完全に見放されてしまった大交流会のですが、西日暮里のRQWの東京オフィスには、
ぞくぞくとサポーターさんや賛助会員さんが集まってくれました。

    
今日はポットラック形式 

嬉しい差し入れ、

美味しいお料理でテーブルがいっぱいになりました。









































食事の準備ができたところで、乾杯。





今日が始めましての皆さんも、最近活動に参加してくれた新しい仲間も、




久しぶりに集まった仲間も、



いつもお世話になっているエコセンからも、




みんなでにぎやかに、笑って、話して、2012年を振り返りました。



始めての冬の活動は、手づくり教室が盛況で嬉しい反面、

雪道の運転に泣く日もありました。

春が来て、ほっこりしている間もなく、怒涛の決算書、活動報告書づくり。

夏が来て、新たな人気講座、『フライパンでパンづくり』が生まれました。

秋が来て、南三陸での新しい活動も本格始動。

気付けば、二回目の冬に突入。


現地での活動、東京での販売活動に並行して、
これからの活動、これからのRQWのあり方を考えてながら、
走り抜けた2012年だったように思います。



来年もきっとこの慌ただしさは変わらないような気がしていますが、
もう少しだけスケジュールに余裕をもって対応できるような体制に補強しつつ、
引き続き活動継続していきたいと思います。


来年も引き続き、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。





クリバヤシ

2012年12月27日木曜日

フライパンパン、復活?


12月21日

フライパンでパン焼き講座研究会〜みんなでベーグル焼いてみました〜



フライパンひとつで誰でも簡単にパンが焼ける!近所にパン屋さんがなくたって、おうちにオーブンがなくたって、いつでも美味しい焼きたてパンが食べれる!

好評だったこの講座、教えるのはたまき先生だけじゃない。誰でも講師になっちゃおう。みんなで続けて広げよう!ということで、来年にむけてお試し講座をやってみました。



「残念ですが私は先生ではありませーん。難しい質問は受付ませーん。でも、こんな私でも上手にパンが焼けるんです!!」



今回急遽ご協力していただいたのは、本吉町のSさん宅。震災時には困ったご近所さんにお風呂を提供したり、ご飯を出したりしていそうです。

夜勤明けなのにご協力ありがとうございます。いつも笑顔が素敵なSさん。


Sさんとの出会いは昨年秋。ボランティアで仮設住宅の敷地で移動カフェをやっていたときのこと。向かいのコミュニティーセンターで地域の方々が集まっているところに、お茶のお誘いをしたことから始まりました。

Sさんは地域のイベントに仮設の方々も参加してほしい、自分達は素人だけど、何かみんなが一緒に明るくなれることをやりたい。ボランティアさんたち協力してほしい、そして何かできることがあったら協力したい、と話してくださいました。

結局話を聞いた私はずっと現地にいるわけではないので、地域のイベントを手伝ったのは他のメンバー。なのにいつも気にかけてくれて、「いつでも民泊しにきなさい」「ボランティアじゃなくて遊びにおいで」と。お言葉に甘えて、ご飯をごちそうになったり、お風呂に入れてもらったり、野菜やお菓子をもらったり、ご飯をごちそうになったり...。
うん、振り返ってみると、私は本当に何も手伝いせず、もらってばかり...(笑)

そして今回も。急なお願いにも関わらず快く引き受けてくださいました。
おうちをお借りして講座の練習。Sさんのお友達に集まっていただいて、素人の私にでもちゃんとできるか...。

パン焼きは初めてでも、捏ねるのは先輩!「はっとみたいにすればいんでしょ〜。」


切り口を優し〜く包みこみます。



湯で時間30秒〜1分、時々しゃべってて忘れる^^;


少し緊張したけれど、講座経験者の河崎姉さんのアシストもあり、予定より早めに終了。改良点もありますが、このパン講座はやっぱり好評。こんなに簡単にできるのねって、みなさん喜んでいただきました。そして、講師一人では大変なので、機会があったら手伝ってもらいたい!と図々しくお願い。Sさんだけでなく、他の方も「いいわよ〜」と頼もしいお返事。地元の方の協力があるって本当心強いんです。

彼女たちの休みに合わせて講座を組むべし、と心の中でにんまりしたのでした〜^_^

焼くのも挑戦してもらいました。ええ私一人だと手際悪くて焦がすから。


今回はプレーンとくるみ入り。上手にできた!


byあや

2012年12月25日火曜日

今年最後の編み物講座@はしかみ交流広場



12月19日は2012年最後のはしかみ交流広場の講座。いつも少ないメンバーで奮闘している現地スタッフを最後の日くらいお助けいたさねば、と、私ちょいと日帰りでお手伝いに行ってまいりました。「日帰り」宣言にその時西日暮里にいたみんなは「はぁ~?」ってな状態だったのですが、ごめんなさい、私が帰らないとハゲちゃう彼がいるのです。(ま、猫ですが。)


そんなこんなで本日のスタッフはアシスタント兼ドライバーのあやちゃんに講師兼ナビのかえちゃん、そして不肖わたくしめの3人。私はただ座っていれば着いちゃうという楽チンなご身分です。お天気も良くかなり早めに着いたのだけど、コンテナの中はすでにほぼフル状態。前回編んだ帽子を見せっこしたり、わからないところを教え合ったり、おかあさんたち今日もおしゃべり絶好調です。


「こんにちは」のご挨拶も早々におかあさんたちの目に留まったのはその日たまたま私が巻いていたマフラー。「ちょっとみせて」あっという間に手から手へ。厳しいチェックにさらされます。「どこから編むの」「ほぉ、これをこうやって」「ふーん、なるほど」「糸はどれくらい」「針は何号」「時間はどのくらいかかった」と質問攻め。1年前はかぎ針を持つ手もぎこちないおかあさんも多かったのに今や「編み図くださーい」とは。みんな本当にこの1年間楽しく貪欲に編みに編んで、ぐんぐん腕をあげてきたんだなぁ、とおかあさんたちの意欲とそれを支えたスタッフの努力にしばし感涙。


さて本日「べろっこ」(=ブリム)を付けるはずだった帽子は、例によってすでに半分くらいのおかあさんたちは家で編んでしまっていて完成形。全員一致「違うのがやりたいでーす」ということで、時間が余っちゃった人向けに用意してきたクリスマス・リースをみんなで編むことになりました。べろっこの編み図はお持ち帰りです。



あやちゃんが昨晩グラム数を計り糸を小分けしたリース・キットを配ります。今回使うのは3色。講座の準備は結構面倒くさい作業ですが、当日の限られた時間を考えると事前準備はとても大切です。




「はーい、ではまずリースの土台部分から編みます」最初はしーん。みなさん神妙な顔つきで編み始めます。交流広場に流れるしばしの沈黙……が、それもほんのつかの間。「先生!」「せんせー!」「これは?」「ここは?」あちこちから声が上がり始め、スタッフ3人はあっちに行ったりこっちを見たり。





それぞれ「手」や力加減が違うので「わたしの葉っぱと○○さんのと大きさが違う…?」と悩んでるおかあさんの横で、「手」の速い人はどんどん進めて「完成でーす」とにっこり
 
悩むおかあさんは焦ってますますこんがらかる。うーむ(-"-)。今回のような細編みだけで出来る比較的シンプルなリースでも、これだけ進み具合が違うとスタッフが3人いても大変。かえちゃんひとりの時の嵐は想像するのさえちょっとコワい。慣れない私など、目の前のおかあさんに対応するのでいっぱいいっぱいでなにを話したか全く覚えていません。(しかし翌朝声が「真夜中のはるな愛」みたいになってたので相当しゃべったと思われます。)







「差し入れがありまーす」。手もおしゃべりも一段落したころ合いを見計らって登場したのはおいしそうなお手製のケーキや煮物、自慢のお漬物。「やった(*^^*)これが有名()なお茶っこだよ、お茶っこ♪」と心の中でほくそ笑んだ私でしたが、最後のおかあさんに葉っぱの編み方のコツを伝授していてなんとケーキを食べ損ねてしまいましたっ!(と、ここでちょっと恨み節。あ、おかあさんにじゃなくて運命にね。)




まだ講座(というか宮城入り自体が)2回めの私は、前回もアワアワで正直おかあさんたちの名前もお顔も全く覚えていない(きっぱり)のですが、「夏にもきたよねー」と声をかけてくださった方もいて嬉しかったです。(そして、ん?なぜか私を「ローラ」と呼ぶ声が。ローラって??) 前回も思ったのですが、準備段階を含め、当日アテンド出来るスタッフはドライバーも含めて複数いないととても大変です!編み物出来なくても全然大丈夫、出来ることはたくさんあるのよぉ~と、いきなりですがここで大募集。みなさーん!ドライバー、ドライバーのナビ、編み物講師、アシスタント、おしゃべり係、その他もろもろ雑用係、只今絶賛大募集中で~す!


帰りはとっぷり暮れた真っ暗な冬の道。しかし暗闇の中に時折、派手なクリスマス仕様の家がきらんきらんと輝いています。周りが暗いから目立つことこの上ない。登米のコンテナおおあみのある通りはこれまた派手なオールカラーキャストで、ここはどこ?ギロッポン?それとも名古屋?な華やさ。東北に堅実そうなイメージを抱いていた私ですが、実はこっちの人って派手?今日のリースも本当はもっとデコレーションついてた方が喜ばれたのかも?と真の東北人()を正しく認識していなかったことを心の中で反省し、次回はぜひとも華やか路線にするわっ!と心に誓ったのでした。


しとみ

2012年12月20日木曜日

わんぱくキッズ大集合のデコパン講座

 12月16日、大学生のボランティアサークル「Girl's for 3.11」のデコパン講座2回目が入谷公民館でおこなわれました。今日は、ここ入谷を中心に活動する南三陸町生活研究グループのお母さんがたとの共催です。RQWのメンバー同様、テーブルごとのサポートについていただきました。

お皿に全ての材料をセッティング
実は前日のリアンでの講座のあと、みっちり反省会を行って今日に備えました。というのは、今日の参加者はわんぱくキッズたち。わかりやすく、手順よく、安全に、楽しく講座をすすめるにはどうしたらいいか? 今日のメイン講師をつとめてくれる松永くんは、夜遅くまで練習をしてくれたそうです。その甲斐あって、講座は大成功。



まずはみんなでリラックマづくり
さっそくいただきまーす

 作るものの種類を減らしたかわりに、ひとつひとつの手順を丁寧に確認しながら作りました。リラックマができたら、最初のお茶タイム。あいだにたっぷりタマゴフィリングをはさんだリラックマにキッズはおおはしゃぎ。
 でも、これは序の口。休憩のあとは、小さなマフィンを使ってサンタさんとツリーづくりをしました。テーブルに配られたケーキデコ用のアラザンやカラーチョコスプレー、★や♥に型抜きされた砂糖菓子に、ママたちのテンションもあがります。「かわいい〜」「たのしい〜」子どもたちの歓声が響きわたってなんともにぎやか。


 ホイップがちょっとまがってもご愛嬌。思い思いに飾り付けをして、可愛いケーキが完成したら、また試食&お茶タイムです。簡単なのにクリスマス気分満点のケーキができてママもウレシそう。家でもぜひやってみてくださいね。

 子どもから、おとなまで幅広〜い世代のみんなが笑顔で楽しんだデコパン講座、大学生のボランティアチームも試行錯誤しながらすてきなプログラムをつくりあげました。この2回で終わらせるのはもったいない、ぜひまたどこかでお会いしましょうね。
12人のキッズと大人たち。実は、妊婦さんも2人!
しお


2012年12月18日火曜日

リアンでデコパン講座

12月15日(土)歌津にあるカフェ・ド・リアンでデコパン講座が開かれました。
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 カフェ・ド・リアンは歌津の管の浜という海岸端にある一軒家。
この辺り一帯は、津波ですっかり流されてしまったけれど、このお宅だけぽつんと
家の原形が残ったという奇跡の家です。

デコパンとは?
 パンをデコレーションしてデコパン。「作って食べて笑って」がテーマのデコデコ広場が東京の大学生グループ、Girl's for 3.11の企画で開催されました。





  Girl's for 3.11という名前ではあるけれど、男子メンバーもいて今回は男子2名、女子1名という編成でやってきました。
デコパン講座の参加者は8名。お友達の中学生2人組と近所のお母さん達4名、RQWシェアハウスの大家さん(裏の顔は探偵)、そして様子を見に来てくださった観光協会の方もはいって、賑やかに始まりました。

 さすが中学生!デコは手慣れたもので、トッピングとチョコレートを上手に組み合わせて可愛く仕上げていきます。



             かわいいサンタさんの出来上がり!


 一方、我らがシェアハウスの探偵大家さん。何をどうすれば良いのか分からず悪戦苦闘。食パンの上に色んなパウダーをふりまき、ハムや海苔をちぎってはのせたり外したり。もがき苦しんだ挙げ句、出来上がった作品がコレ↓

                 題して「爆発!」

だそうです。うん、インパクトはある、かな。

  地元のお母さん達も男子大学生のデコ先生に、時々つっこみを入れながらも笑顔でデコパン講座を楽しんでいるようでした。



 みんなの熱気で生クリームが溶けてきちゃった。これもまた微笑ましい。

終わったあと、ささやかながらカフェ・ド・リアンのオープニングを祝うお茶のみ会をしました。
RQWのサポーターさんたちからのすてきなお菓子の差し入れも!
翌日は、入谷公民館で同じくデコパン講座が開かれました。
こちらは親子での参加者が多く、ちびっ子達も大はしゃぎ。
さてさてどんな楽しい時間が繰り広げられたのか。
 次回のブログをお楽しみに〜。

                                muramats-u