2013年4月12日金曜日

2011/09/22~2013/03/27 はしかみ交流広場編み物講座終了 

2011年9月、生活支援プロジェクトKさんとの共催で始まったはしかみ交流広場でのRQW編み物講座が、この3月で終了しました。
延べ900名弱のおかあさん達が集い、カギ針を握り、私達と一緒に編み物を楽しみました。


前回のお題は二色使いのショール。大物です!
ええんでねぇの、このぐらいのフリフリで!
きれいに編めだごと

上からフリル付けてしまったの、でもいいっちゃね!

色の組み合わせがよかったね!

全部にフリルつけたんよ、時間かかったよ

お花のモチーフもつけて、完璧です!


ちょっと見せて

 照れるときちゃん


最終回はお知らせがいっぱい



最後のお題はベレー帽



千葉さんとまつこさんの会話は掛けあい漫才のようで楽しい!



納得いかないと何度もほぐしてやり直し



持ち寄りのがんづき、おいしい~


1人づつお手紙を渡します


手紙には感謝の言葉+お花の名前+花言葉 香り付き~ 

最終回のこの日は、西城さんからシュークリームの差し入れがあり、おかあさん方からも自家製の美味しい食べ物が振る舞われ、豪華なお茶っこが始まりました。
最後だし、しんみりするのかな?と心配もしましたが、そんなことはなくおかあさん達は終始笑顔でいつもより歓声も大きく、お茶っこは大盛り上がり!
最終回の講座はこのようにして、賑やかに明るく閉じたのでした。

今までずっと場所を提供してくださっていた、はしかみ交流広場プロジェクトKの皆さまに心からお礼申し上げます。
特に西城さんには、講座のみならず気仙沼で活動する上で、右も左も分からない私達に多くのアドバイスと、細やかなサポートを頂きました。
西城さんの存在がどれほど心強かったことでしょう。
この方との貴重な出会いがなければ、階上での活動はここまで順調に続かなかったと思います。
この場を借りて感謝の気持ちをお伝えします。

そして、この編み物講座に講師やヘルプとして入って下さった沢山のボランティアの皆さま、
編み図がなかったり、編み方が分からないモチーフを導入したり、ムチャな状況にも忍耐強く対処してくれて本当にありがとうございました。

これからは、講座ではなく編み物サークルとして水曜日にみんなで集まることに決まったそうです。
おかあさんたちは、もう編み図は読めるし、基本の編み方をマスターしたのでこれからは自由に好きなものを作って、教えたり教えられたり。

編み物が楽しい、ここに来ればみんなに会える。気兼ねなく話しをして大声で笑ったり。
おかあさん達にとって、毎週水曜日はこれからも待ち遠しい日であってほしい。
末長くこの編み物サークルが続きますように。

                                               muramats-u



2013年4月10日水曜日

階上でミニフリマ 

遡る事、2週間ほど前。
RQWが編み物講座で入っていたはしかみ交流広場にて
プロジェクトKさんのご協力のもと、フリーマーケットを開催しました。
遅ればせながらの報告です。
寒い日でした~
3月24日の日曜日。
春めいてきたのもつかの間、この日はグッと気温が下がりあいにくの天候となりましたが、10時開始のところ、最初に来た人は9時には到着していたとか。

直前まで告知していなかったのだけど、県北沿岸部の人は地元紙を大体見ているとのことで、広告をお願いしたらほんとにそうだった。電話で声掛けしたら「新聞みたよ」って人がほとんどだったのです。
広告は23日と24日に載せて頂きましたが、24日の広告記事は誤字がひどかった(涙)
女性支援→助成支援 手芸→修験など。
告知効果大だったので、苦言は言えず・・・。

お釣りのお返し~
水梨子からは懐かしい小野寺さんも駆けつけてくださったり、初期の編み物講座に来てくれていたおかあさん達の顔もちらほらと見られ、感慨深いものがありました。
とか言いつつも、実際は大混雑で対応に追われ、商品はものの30分であっという間になくなったのでした。その間、写真を取る余裕はなく、この日お手伝いに来てくれたわがシェアハウスの大家さんで探偵のゆうくんが撮ってくれた貴重な写真、6枚のみがかろうじてその日の記録として残されたのでした。
もうあんまりないわねぇ・・・。



まだ11時前なのに、ほぼ終了の雰囲気

この日は本当に寒かった。
天気が良ければ外でやっちゃおう!という腹積もりだったけど、ムリムリ・・・。
かといって、一度に入れるキャパではないし。
外でお待ち頂くのは申し訳なかったけれど、心苦しくも1回につき15人という入場制限をしたのでした。

おかあさんたちは自分の欲しい物が分かっているので、無いとわかればさっさと帰っていきます。
「な~んもないよ、ないない!」と捨て台詞?を残して去っていく人がいたり、中の様子が気になって、外で順番を待つのももどかしく、物がなくなるんじゃないかと気が気ではない人達も。

買い物を終えた人の戦利品を見せてもらっている様子。
雰囲気はフリマというよりは大バーゲン争奪戦に近い物があり・・・。
本当に開始30分で大方終了してしまったのでした。

最後の一人を見送った後、脱力するスタッフ
大活躍のみわちゃん、差し入れでお昼~


駆けつけて下さった70名弱の皆さまには、概ね喜んで頂けたので、これはこれで良かったのかと思います。
本来、フリマは売り手と買い手の駆け引きがあったり、値引き交渉があったりと、コミュニケーションも楽しみの内。
不定期でも時々開催したらいいなと思うのです、こんなブッツケ本番的なものでなく・・・。

アンケートには「自分も出店してみたいですか?」という質問を盛り込んでみました。
「友達とならやってみたい」という意見もあり、なんとか地域の人で切り盛りできるくらいの小規模なフリマが開かれればいいなと思うのです。

気仙沼の一部街中は一見活気がある一方で、家々が流された跡地は、整地されたものの広大な大地が広がったまま。
ブックオフもなければ、ツタヤもありません。
いつでも、好きなものが買えて楽しい手作りや趣味の時間を満喫できる日はいつやってくるのでしょうか。
そう遠くない日である事を願ってやみません。
                                              
                                                  muramats-u

2013年4月9日火曜日

作ってみたいもの次々、手づくり相談会

3月29日

 RQWで手仕事スキルアップ講座を担当してくださっているパタンナーの森岡先生。先生は雑誌「いきいき」誌面での手づくりページや、神楽坂のいきいきサロンでのカルチャー講師もしておられます。洋服から小物から、着物リメイクから編み物からなんでもこい……そんな先生の知識と技術をもっと多くの方に伝えたい! と3月、4月の2回限定で「手づくり、手仕事相談会」というオープン講座を企画しました。
 チラシを見て早速予約の電話をくださったMさんはじめ、大きく広報しなかったものの手づくり大好きな方が次々に来てくださいました。
 まずはお一人ずつ、先生に相談したいアイテムを見てもらいます。買ったはいいもののどう使っていいのかわからない布、着心地悪くてお直ししたいがどう直していいのかわからない割烹着、トートバッグの裏地付け、大きい柄の布地取りなどなど
大漁旗ではっぴを作りたいお母さん


 そして、待っている人たちの間では見せあいこがスタート。初めましての方が多かったのですが、共通の関心があると話が早いんです。「あらー、これもいいね」「作り方持ってんの? 教えて」「どこ住んでんの? あれ、近いから習いにいくわ」



 急遽、即席ニットカフェがスタート。Cさんが持ってきたペットボトルカバーみんなで編んでみっぺし。

 最後に、先生はせっかく来てくれたみなさんにお土産をと、簡単にできる裏付き手提げバッグの作り方をデモンストレーションしてくださいました。共布のコサージュ付き、ほんとにあっという間です。来てくれたお母さんがたも、熱心にメモを取って「はーーー!」と感嘆の声。

 その日の午後、Mさんのところに伺ったら、「いま、バッグ作ってみてんのよ」だそう。はやっ(!)

 先生はお住まいの千葉でも同様の教室開催を考えておられるそうです。疑問が解決したときのみなさんのすっきりした顔がすてき、こちらも晴れやかな気持ちになりました。

しお


2013年4月4日木曜日

丹田(たんでん)に力をこめて

3月29日(金)


今日は、特定非営利活動法人「人間の安全保障フォーラム」が実施している復興支援活動子ども未来館プロジェクトさんにお願いして、ダンスの先生みきさんと一緒に子どもたちの学習支援の場にお邪魔させて頂きました。


今回訪問したのは気仙沼市本吉町にある山田大名広場仮設です。
仮設に暮らす中学生や小学生が集会場に集まって勉強をする場と時間を作っています。
今日はダンスの先生が来るということで、お勉強は30分で切り上げて、
ストレッチをして、いざ!ダンスの予定だったのですが。。。。





みき先生から丹田(おへそから指3本分したにあるからだの気があつまるところ。)の説明あり、
みんなで丹田に集中させて新聞を破ることになったのでした。



ダンスの先生のみきさん




つい先ほどまで騒いでいた男の子たちも超真剣です!!

さすがは元気いっぱいの子どもたち、男の子も女の子も15分もすればみんな貫通して、
今度はどんどん小さいサイズの新聞に挑戦です。



オトナも気合いが入ります。


子どもたちはなかなかできない私にもコツを教えてくれました。優しいぃ~~

そして何とか全員貫通させて、すっきりです。


上手くできるまでの創意工夫の楽しさと集中力がしっかり鍛えられた一時間でした。



最後に子どもたちから「今度は古武術を教えてほしい!」との強いリクエストがありました。
すっかり、武道の先生になってしまったみきさん。今度はどうしましょうね。。。。



今日の会のコーディネートをして下さったこども未来館のまゆちゃん、
どうもありがとうございました。



くりばやし

2013年4月3日水曜日

ボランティアフェスト vol4.に参加して

3月28日(木)


RQWが東京オフィスを置く荒川区は約20万人が暮らすまち。
その町で災害が発生した場合にはどんなことが起こるんでしょうか。

海面より低い海抜ゼロメートル地帯が多い荒川区では、水災害や
火事などに備えて地域防災計画がたてられています。


荒川区社会福祉協議会主催のボランティア・フェストvol.4にて、
東日本大震災支援活動などの経験から、災害時の「災害ボランティアセンター」の立ち上げや
地域でのボランティア団体との連携ついて市民と一緒に考える場がもたれました。


今回は、荒川区に事務所に置くボランティア団体の一つとして、
RQWの活動についてもお話させて頂きました。


さて、第一部は3つの団体の被災地支援活動の報告。


聖学院大学復興支援ボランティアチームのみなさん

釜石で活動をする彼ら、彼女たち。

昨年、復興のシンボルとして桜を植樹したいと思ったが現地では難しいことがわかったため、
盆栽桜を送ったこと、そして今年はその盆栽桜の手入れもできるようにと職人さんと
一緒に現地入りすることを話してくれました。
さらに、現地には行きたいけれど行けない人たちの気持ちをつなぐ役割を学生たちが
担ったプロジェクトのお話も伺いました。




これからの活動として、現地での活動の学びとして自分たちの暮らすまちで、
「防災意識を高めるための取り組み」をやっていきたいとのこと。


私たちも同じような思いでYORIAIを始めたのでとても共感しました。
大学生のみんなが大学周辺の住民と一緒に活動に取り組めたら素晴らしいなと思います。


あらかわボランティアネットワークの神保さんと傾聴ボランティア ダンボの会の大住さん


続いて、第二部は東京災害ボランティアネットワークの福田さんのファシリテーションで
進められました。


福田さんの団体も登米市に拠点を置き、南三陸町の被災者の方々の支援に
取り組まれてきており、3月末に現地の拠点を閉じ都内に戻って来られたばかり。






今日のメインゲストは私の隣にお座りの釜石市社会福祉協議会の菊池さん。

3.11の震災を振り返り、事前の想定を超える災害、それにどう対応するか、
平時からの備えがいかに大切かを伝えてくださいました。




優しく丁寧にお話される菊池さん。
その口調の中に、これまでのご苦労とこれからに対する強い信念を感じとれるようで、
すっかり聞き入ってしまいました。
同じ壇上に立たせて頂き、大変光栄で恐縮でした。


災害時、行政や地域の自治組織、様々な専門家が動きはじめます。
そして、私たちのような小さな市民団体も。

どこも単独では完璧ではなく連携が必要だと考えています。ただ、実際にその場面で
協働していくためにはいつかくるその日のためではなく、今日のように様々な団体が
一同に介してお話できる場があることが第一歩につながるように感じました。



貴重な機会をいただき、ありがとうございました。




くりばやし













2013年4月2日火曜日

ママにもできる復興支援〜ママフェスにお邪魔

 東京のママたちが石巻のママたちを応援したい、と羊毛フェルトで被災地支援をしている東北ちくちくプロジェクトさん。販売ブースがお隣になったご縁で、RQWの販売会でも可愛いブローチやポンポンゴムを取り扱っています。

http://chikuchiku.soyokazeya.com/

 3月24日、ちくちくさんが事務所にしている銀座の写真スタジオでの「ママズ・チャリティ・フェスティバル〜ママにもできる復興支援」というイベントにお誘いいただきました。小さな手づくり蚤の市みたいな会場はスタートと同時にいっぱいに。

 RQWもチャリティワークショップを開催、カラフルな余り糸とボタンを組み合わせてブローチやヘアゴムを作りました。

ママたちは娘さんのリクエストに応えようと真剣!
ママが作ってくれたの!
編みものにトライするちびっこたちも登場。ママの真似してやってみたいよね。RQWメンバーのAさんが英才教育してくれました。



じゃーん、自分で作ったんだよ!

私たちも編みもの初体験でーす
今日いちばんの大作です、息子さんが選んだボタン、ちょっとマリンテイスト
 他にも、羊毛フェルトやマカロンケースづくりのワークショップ、フォトジャーナリストかさこさんのお話会、絵本の読み聞かせ、ワンコイン気功&タロット占いと盛りだくさん。なかでも、新日本フィルのバイオリニストさんが開いてくださったミニコンサートにはうっとりしました。トトロやポニョの音楽に、キッズたちは大はしゃぎです。



 遠くにいても、忙しくても「できることを」と集まっているママたちはすてきに輝いていました。そして、また今回もいろんな形で復興支援する仲間たちと出会うことができました。



◆Think of Japan While Knitting 
カナダで始まったプロジェクト。東京支部のみなさんは日本各地から届くモチーフをつなげてブランケットやバッグにして販売、震災遺児支援をしています。

◆たろうベビーハンモック
オーガニックコットンを使ったベビーハンモック。デザインも素敵で、スリングにもなるすぐれもの。お誕生のお祝いにいいですね。

このママフェス、次回は5月を予定しているそうです!

しお



明太子のゆめんたくん、エコたわし化計画

 FBS福岡放送の方からご連絡をいただいたのは、2012年も暮れに近づくころ。
「FBS福岡放送のキャラクター、ゆめんたくんをエコたわしにできないでしょうか?」

 ゆめんたくんとは?
https://yumentaya.fbs.co.jp/


 博多名物、辛くて美味しい「めんたいこ」がモチーフのキャラクターです。
明太子の原料になるたらこは、宮城県の港が水揚NO.1なんだそう。そんなことから、FBS福岡放送地域密着女子部のみなさんが宮城と博多の縁を結ぼうと発案してくださったのです。

 さっそくRQWの東京メンバーのSちゃんが編み図を起こし、サンプルを作成してくれました。南三陸町歌津の編みものグループのお母さんがたに見せると、おかあさんたちも「めんこいなー」といっぺんに好きになってくれました。さっそく試作の開始です。

歌津のお母さんによる試作第1号!


 3月の歌津はワカメ漁で大忙し。たまたま、北九州から大学生チームがワカメ漁ボランティアに次々訪れているとかで
 「ゆめんたくんって知ってっか、って聞いたらみんな知ってるっちゃ!」と、おかあさんがたも嬉しそう。

 歌津のお母さんたちの手づくりたわし、4月には福岡デビューしますよ!

しお





2013年4月1日月曜日

北九州市環境ミュージアムでエコたわし販売開始!

(特非)里山を考える会さんのご協力で、201210月からJR小倉駅北側のAIMビル内の北九州市エコライフプラザで、エコたわしを置いていただいていました。レジ前にエコたわし専用ワゴンにディスプレイして、絶妙なセールストークのスタッフさんのおかげで、たくさん売っていただいていました。事業変更があり、20133月末をもって、販売終了となりました。


そのかわり、(特非)里山を考える会さんから北九州市環境ミュージアムのショップで販売させていただくことになりました。全国そして海外からもたくさんの人が訪れる環境ミュージアムです。ぜひ、お立ち寄りください。


北九州では、下記の2店舗でもエコたわしが買えますよ!
・OASK(オアスク)(北九州市立男女共同参画センター・ムーブ 1階)

・一生もんショップ 緑々あおあお(小倉北区京町4-4-17