2012年8月26日日曜日

銀座いきなり市場(最終回)

8月26日(日)

本日、銀座いきなり市場・気仙沼ショップ前の販売の最終日でした。
昨年12月に始まり、のべ21回。気仙沼ショップのスタッフの皆さま、ワゴン販売のスタッフの皆さま、そしてお客さまに励まされてここまでこられました。ありがとうございました。



RQW 銀座の販売部長はくさんと私
 
 
ワゴンの飾りも販売部長が作り上げていきました。私はいつも感心していました。
本日は風船付きの特別バージョン。はくさん、おつかれさまでした。
あまりお手伝いできなくてごめんなさい。小学生は土日何かと忙しいのです。
 
久々の登場「気仙沼のバラ」のブーケ。
 
 

 
初水揚げ、ホタテ。何と貝柱つき!!!
 
 
 
私もひとつGETしました(*^。^*)。
 
銀座いきなり市場は8月31日で終了ですが、東北との「絆」はこれからも続くといいなぁと思いました。
タコとイカが手をつないでいます。かわいいでしょう?
 
 
 

気仙沼ショップがなくなっても、東北のおいしいものをたべて応援します。
ほやボーヤサブレも美味しかったです(●^o^●)
 
今後の販売も随時ホームページに更新します。今後もご支援よろしくお願いいたします。
(↑ 上の1行は母に書いてと頼まれました)
 
最年少ブログ担当 あずさ(小6)


2012年8月22日水曜日

徳島の高校生からの手紙


RQWの活動を知ってくださった徳島の高校生から、とっても嬉しいこんなお手紙をもらいました。

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はじめまして徳島県立阿波高等学校家庭クラブです。
家庭クラブ活動は、家庭科を学習している1学年の生徒210名が会員となり、家庭生活や学校生活、そして地域社会の生活の充実向上を目指し自ら課題を見つけ、解決方法を探るという活動です。一人ではできないことも、学校全体で取り組めば大きな力となります。これまで3年間「未来につながる第一歩-食の自立をめざして-」として食生活のあり方について取り組んできました。

今年から防災や環境についても取り組もうと考え、1学期に学年全体にアンケートをとりました。さまざまな意見の中で、被災地から遠くはなれた徳島で何ができるかを考えました。そこで、東日本大震災の記憶を風化させることなく学ぶために自分たちができる身近なことから取り組むことにしました。


環境に負荷をかけない生活をするにはどうすればいいかを考えるために、先日は「エコクッキング講習会」を行い、「節電・節水」など身近な生活での節約アイディアについて話し合いました。





そこで先生からアクリル毛糸で作るタワシは洗剤を使わないので河川の富栄養化の原因となることもなく、また節水につながるということを教えていただきました。早速タワシ作りにチャレンジしてみましたが、編める人は少なく作業がはかどりません。また先生が被災地でこのような編み物を通じてのプロジェクトがあることを教えて下さり、思い切ってお願いすることにしました。

文化祭には大勢の地域の方々が来て下さいます。
持続可能な社会を目指して、洗剤を使うことなく環境にやさしいエコタワシを高校生の私たちが地域にむけて発信したいと考えています。
 私たちのプロジェクトにご協力よろしくお願いします。
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私たちRQWが昨年度「手仕事プロジェクト」をたちあげたときに、こんな約束ごとをつくりました。

〔RQW手しごと5箇条
つながる:もの通じた作り手と使い手の心のコミュニケーションをめざします
めぐる:地球にやさしいものづくりをこころがけ、持続可能なライフスタイルを提案します
おこす:東北の三陸地域に根付く、昔ながらの知恵を掘り起こして発信していきます
ひろがる:元気な女性たちのあいだにつくり手ネットワークを築いていきます
わらう:つくる人、使う人、みんなが笑顔でいられるよういつも考えます

 被災地支援活動なのに、なぜ「持続可能なライフスタイルを提案」が入るの? 支援団体のひとりよがりではないの? というギモンが出されたこともあります。
 でも、今回の震災で、自分たちも含め、日本じゅうのみんなが今までよりも、暮らしかたについて、環境について、一歩深く考えたのではないかと感じていました。いま、遠い徳島の高校生からのお手紙をもらって、手応えは本物だったんだなとちょっと感慨深いものがあります。地震と津波で大きなダメージを負い、「被災地」と呼ばれる場所が、支援を受けとるだけの状態から、未来に向かってのメッセージを発信する段階に入っていくのはすてきじゃないでしょうか。

 阿波高校家庭クラブのみなさんが提案してくれたエコたわしは、いま、南三陸町のお母さんがたがせっせと編んでくれているところです。これを文化祭で発信することで、地域の方がエコたわしのことを知ってくださり、新しく人と人とがつながっていくと思うと、わくわくします!

しお

2012年8月18日土曜日

アットホームでいきましょ。 東北物産展in鎌倉

8月11日(土) 


今日は鎌倉遠征の日。



RQWのサポーターをして下さっている鎌倉在住の下田さんのご協力で、今年1月から始まった鎌倉駅前にある鎌倉生涯学習センター(キララ鎌倉)にて毎月2回毎2、毎4土曜日に開催されている『東北物産展in鎌倉』で、編んだもんだらや気仙沼のバラのエコたわしの販売をさせて頂いています。


この物産展は、鎌倉内外の東北を支援をしている団体や個人が集まったグループで開催されており、当初の終了予定の6月を過ぎても、皆さんの思いで続けていらっしゃいます。グループには、岩手から美味しいブルーベリーを持って、かけつけて下さっている方や、福島からこちらに避難されている方がこの活動のことを知って、地元のことを少しでも応援したいと販売のボランティアをされている方もいます。そして、下田さんもその中のお一人です。本業は、看護師をされており、お仕事も忙しい中、お子さんも一緒に販売に参加して下さったり、神奈川にお住まいのサポーターさんをまとめて下さったりと、この場所でも販売を続けて下さっています。そんな下田さんからのヘルプの声を聞きつけて、今日は、編んだもんだら、全シリーズを抱えて、行って参りました。




今回、鎌倉初登場のイカ、ヒラメ、ホヤ、マンボウのエコたわしで、ブースも賑やかになりました。




こちらでは、ご近所にお住まいの方々が、美味しいものがあるかしら、と足を止めて、見ていってくださいます。教室一つもないスペースに多数の商品が並んでいます。担当の方にお話を聞いたところ、少しでも色んなところを応援したいと思っていたら、いつのまにか商品数が増えてしまったとのこと。

ここに参加しているみなさんは、実は別の団体だったり、個人の方もいらっしゃるのですが、それぞれの活動や思いと同時に、この場所での販売を大事にしてらっしゃるので、アットホームな雰囲気が伝わってきます。今日はじめて参加した私たちもお仲間にいれて頂きました。

石巻のわかめwakamoとメカブのエコたわし「めかびー」がコラボ!



今回、夏休み中ということで、鎌倉高校の学生さんがボランティア活動の一環で、参加してくれていました。彼女たちも初めての参加者とは思えないくらいこの場にすっかり馴染んでいますよね。





さてさて、こちらでは岩手の美味しいものにも出会えます!
このパンは、盛岡市で有名な福田のパンだそうです。
ご覧のとおりのボリュームで、食べごたえあります。
(私は、翌日の朝食に美味しくいただきました。)

現地に行けば、その場で好きな味のクリームをサンドしてもらえるそうです。
ぜひ一度試してみたいところ。









最後に、下田さん、いつも本当にありがとうございます。
おかげで、お昼は美味しいお漬物をいただき、帰りには湘南の海にも行けました。






クリバヤシ

2012年8月16日木曜日

夏の帽子づくり

8月8日(水) はしかみ交流ひろば


今日は、エコアンダリアを使って夏の帽子づくり。

講座を担当しているかえさんが昨晩オリンピックのサッカーの試合を応援しながら、完成させた真っ赤なオシャレ帽子。今日の編み物を紹介するだけで、参加してくれたお母さんたちから、
歓声があがりました!!



今日のアシスタントは、編み物できない使えない私。
でも、ここに来るお母さんたちとの会話を毎回楽しみにしているんです。なのに、前回と様子がちが~う?!

そうなんです。昨年の冬にはじまった編み物講座からもう半年。
お母さんたちの腕はぐんぐん上達し、みなさん、真剣です。なによりも週一度の編み物の講座をとても楽しみに来てくれていることが肌で伝わってきます。

お母さんたちは、近くの仮設住宅などから暑い中歩いてきてくれます。編み物先生から少しでも編み方を教わろうと、お母さんたちのまなざしが熱いのでした。

かえさんの講座前の準備の入念さの理由がわかります。










間違えないように、編み目を一つ一つ数えています。




参加者の中には、編み物が楽しくて楽しくて、この夏すでに3着ものベストを編んだお母さんもいらっしゃいました。その他、これまでの作品を集めて娘に送ってあげたのよ、と教えてくれる方も。


オチャメなお母さんが、きれいに撮ることを条件に、赤い帽子をかぶって、ポーズをとってくれました。


(きれいに撮れてましたよ~。)









はしかみ交流広場の西條さん。
講座終わりの打合せでは、決まって広場のドアを誰かがノックします。
この笑顔に会いたくて、みんなが集まってくるんですね。
もしかすると私もその一人なのかもしれません。




講座が終われば、
夕飯の支度はどうすっかねぇ~とみんなそれぞれの帰路へ。


来週は、帽子が完成します。かえ先生から帽子のオシャレなかぶり方と選び方が伝授される予定。どんなステキな作品が出来上がるのか、本当に楽しみですね。




1日アシスタント クリバヤシ


2012年8月13日月曜日

たまごパンダかご盛り!

7月の水梨子コミュニティセンター&はしかみ交流広場 手づくり講座



7月の編み物講座に向けて、アイテムを考えている頃、日本はパンダのあかちゃんが生まれたことで国を挙げて喜んでいた。

やや大げさだが、少なくともパンダフリークにとっては一大事だったようだ。
そうだ、ベイビー誕生を祝福しよう!というわけで、今回のお題はパンダに決定したというわけです。



 そこで早速、東京に住む編み物師匠に平面パンダの写真を送り、サンプルを編んでもらったところ、もっとかわいいのを見つけてきてくれた。


こちらが平パンダ
 


たまごパンダby師匠


それが、このたまごパンダ。
これ見ちゃったら、どうしても平はちょっと見劣りするわけで、最初の方はサブアイテムってことでたまごちゃんに決めたのでした。

同じアイテムを翌日のはしかみでもやる予定だったので、中に詰める綿も多めに用意しないとならない。はしかみは20名以上くるので、かなりの綿が必要になるわけで。

ちょびっと小ぶりにしようと、師匠が苦労しておこしてくれた編み図の中一段を省いてズルしたらやっぱりたまごらしさが半減!


1段省いただけなのに、あのずんぐりむっくり感がでない!
 

こういうところ、ケチっちゃならないんだなーと深く反省。
師匠、ゴメンナサイ・・・。

さて、サンプルも完成し、パーツ用の黒毛糸くるくるも終了して、講座の日を迎えるだけとなったその日の新聞に、なんとパンダの赤ちゃん急死の訃報が!

ひえぇ~。お祝いモードから一転、お悔みへ・・・。
でもせっかく準備したので、予定通りパンダでいくことにした。
というか、それ以外もう間に合わんのね(汗)

水梨子コミュニティセンター


サンプルbyわたくし


いつも素適な笑顔です!

水梨子ではさほど気にならなかったことが、はしかみ交流広場ではちょっとした問題になった。
それは、黒の毛糸の編み目が見辛いというもの。


たしかに水梨子の集会場はカーテンを開けはなっているので明るいし電気もついている。はしかみは、午後の陽ざしを避けるためにカーテンを降ろしていたが、充分な明るさはあった。

ギュウギュウ詰めのはしかみ交流広場

編み物は目数が大事。
何度も何度も数え直しては確認しながら編み進めるが、あちこちで黒い毛糸に対する扱い辛さの声が上がった。


お母さん達にとって、暗い色の毛糸が編み辛いことは薄々感じていた。でも、パンダは白が多いから大丈夫だろうと高をくくっていたのが甘かった。



細かいパーツは尻尾以外みんな黒じゃん・・・。
小さい上に編み辛いとなったらもう謝るしかない。


節電意識の高いプロジェクトKさんには申し訳ないけど、試しに室内灯をつけてみたら「わぁ~あっかるーい!」と歓声があがり、何とかこの山場を乗り切ったのでした。

明るくなったら一気に仕事がはかどった!?

編み物のアイテムを考える時、注意点がいくつかあります。
あんまり複雑でない物、色の切り替えが少ないもの、並太か、極太1種類で編めるもの、そして毛糸の取り合いにならないよう、色の偏りが無い物、などなど。
これに新たな条件が加わりました。

黒い毛糸は使わないこと。


双子のように仲良しの二人。


彼女が来ると笑い声が一段と多くなります。


顔の配置には思いのほか苦労したみたい。


顔のあるものは表情が個性的で本当に楽しい!

出来上がりにはみんな大満足!
水梨子では“たまご“ならと、畠山さんが家に戻って、おとーさんがつるで編んだというかごを持ってきてくれた。

それがこちら。



生まれたて~。


日も傾いて、完成したたまご達が増えてきた。


こちらが、畠山さん。たまたまだけど、今日はパンダカラ―の服でした。
 
てんこ盛り~。
 
かご盛りパンダの向こうでは、楽しいお茶っこが始まりました。

かごいっぱいの山盛りパンダ。
たくさん集まると、かわいさ倍増!

先日、和歌山で生まれたパンダベイビー、今度こそたくましく育ってもらいたいものです。


                                      muramats-u

2012年8月9日木曜日

「銀座気仙沼ショップ」ファイナル販売ボラ大募集

来たる8月18日(土)、19日(日) 銀座気仙沼ショップ恒例の合同企画「つながるワゴン」は今回で最終回! そしてこの8月末の閉店を前にさらにもう一回、8月26日(日)はRQWの銀座気仙沼ショップでのファイナル販売となります!いつも以上に盛り上げたく販売ボランティアの大々大募集です! 
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★銀座気仙沼ショップ合同企画「つながるワゴン」最終回
【開催期間】8月18日(土)、19日(日)
【開催場所】東京中央区銀座5−2−1 銀座TSビル1F店頭
      http://www.ginza-fukkou.jp/
【開催時間】11:00〜19:00販売(搬入準備10:30〜)

★銀座気仙沼ショップ RQWファイナル販売
【開催期間】8月26日(日)
【開催場所】東京中央区銀座5−2−1 銀座TSビル1F
      http://www.ginza-fukkou.jp/
【開催時間】11:00〜18:00販売(搬入準備10:30〜)

夏休みのまっ只中、学生の方、お子様連れ、ご家族での参加も大歓迎!
被災された東北女性の思いと東北を思う心を銀座のど真ん中で繋ぐ
売り子さんをこの最後の機会にぜひ体験してみてください。
ご都合の良い時間帯、半日でも数時間でもかまいません。
初めての方も大歓迎です。ぜひぜひお力を貸してください。
暑い中でので立ち仕事ですので交代で休憩をとりながら販売します。
もちろん遊びに来てくださるだけでも大歓迎です!
販売ボラ、やってもいいよ〜という方は
「銀座気仙沼ファイナル販売ボラ」 とタイトルで 
日にち、時間帯、お名前、連絡先を記入し以下まで連絡ください。
よろしくお願いします。
担当:白田

2012年8月4日土曜日

夏の水墨画講座「うちわづくり」


こんにちは、水墨画講座の講師のまきです。


季節ごとに開催している水墨画講座も3回目となり、今回は
夏なので団扇に水墨画を描きました。
今回のテーマは「朝顔」と「カニ」です。

初日の午前中は
「入谷小学校仮設にて」(入谷中、童子下二期もお声がけしています)
水墨画講座に初めて参加する方たちでしたが、夏休みなので子供たちも一緒だったので楽しく描けました。

子供の参加は今まではなかったのですが、絵が好きな子たちだったこともあり、真面目に描く練習をしていました。
集中し始めると、むしろ大人より静かに描きつづけるものなのですね。
とってもかわいいうちわが完成しました。

最後は恒例の、私のライペインティング

子供たちが喜んでくれるかな?といつもの紙より幅が倍ある大きな紙に!


夏らしい蓮と、大きな蛙!!

このあたりではよく蛙がいるそうで、どんな蛙なのか教えてもら
いながら、楽しく描かせてもらいました。
どうやら、蛙は蜂を食べるそうで、捕食の瞬間が一枚の作品に!
「蛙と蓮だけじゃものたりない~」
と言われてしまったので、カニさんも描いたら完成OKをもらいました(^^*

子供とふれあう夏休み。わたしたちも楽しく癒される時間でした。



午後は「山の神平福祉仮設にて」(山の神平仮設にもお声がけしています)


こちらは毎回訪れているところで、毎回参加してくれる方も多く、みんなが顔なじみになってきました。
暑くても元気な顔を見れると嬉しいし、体調が悪そうな方は元気
になってほしいなと思います。

ところでこちらでは、福祉大学の生徒さんが福祉ボランティアと
して来ていたので、学生さんも一緒に水墨画講座の時間を楽しみました。


15名ほどの参加となり、今までで一番人数が多く、活気のある時間になりました。
みなさんも3回目となると、緊張も解けて和やかな雰囲気であるのがわかります。
特にお年寄りとなると、尚更新しいことにはとっかかりづらいもので、回を重ねることで穏やかに楽しんでもらえるのだなと実感します。
私自身もそうなんだと思います。

今回は体調が優れず参加できなかったおじいちゃん。
私がライブペインティングするときには、見に来てくれました。
とても絵がお上手な方で、楽しみにしてくれているのだなと思います。
3か月に一度ですが、楽しみをつくることができているのかなと思
うと、ささやかながら続けていきたいと思います。


扇子や団扇に絵を描くのは、夏ならでは。
私自身、いつも自作の扇子を持ち歩いています。
お祭りに持って行ってくれたりしたら嬉しいなぁと思います。



次回は11月頃に年賀状づくりを開催する予定です。


講師 まき






(講師のまきさん、根本さん、今回初めて参加してくださったいのっち、仙台から参加の近藤さん、ありがとうございました。