2013年3月27日水曜日

子どもが創るまち"ミニヨコハマシティ"

3月23日、24日


横浜の子どもたちによるまちづくりイベント"ミニヨコハマシティ"に参加させていただきました。



2月末、RQWの活動展の様子を聞いた女性から、出店のお誘いメールを頂いたことがはじまりでした。打ち合わせをしましょう、と大森にある石巻マルシェを訪問。(石巻マルシェさんは、石巻復興プロジェクトの皆さんで運営されています。)


今回、ミニヨコハマシティに宮城の子どもたちが参加するとのことで、東北物産ブースが設置されることになり、そこでRQWの活動展のときのようなモノづくりワークショップをオトナ向けにぜひやってほしいとの依頼を受けたのでした。




そして、実現したワークショップがこちらです。


1日目は、オトナも子どもも一緒にボタンやリボンを使ってブローチづくりを行いました。

ボタン選びに熱中
これは大好きなナメコちゃん   
こんなにカワイクできちゃいました!


2日目は、プリザーブドフラワーを使ったブローチづくりです。


個性があふれるお花ブローチ
あれあれ、二日続けて参加してくれました。



本日は子どもたちのイベントということで、


取材を受けたり、


販売やイベント広報のアルバイトもしてもらいました!





お仕事をすると、子どもの国だけで使えるお金(ミニヨン)がもらえるということで、
みんな一生懸命です。

こちらの国にはちゃんと銀行も警察も税務署も整備されています!
子どもたちの遊びのまちづくりは、本格的なのです。


ミニヨコハマシティに参加してくれた子どもたちに感謝です。
いっぱいお手伝いしてくれてありがとうございました!



さて、会場に流し続けた「わかめとめかぶ」ソングはこちらです♪
只今、最盛期の三陸沿岸のわかめ漁。
横浜の皆さんにもわかめとめかぶの区別をしっかり説明させてもらいましたよ。




最後になりましたが、今回ワークショップをお手伝い下さったLeeさん、木村さん、縄稚さん、吉岡さん、本当にありがとうございました。





くりばやし







2013年3月25日月曜日

東北ウィメン応援隊~北九州GENKIS エコタワシ販売の様子

3月は、いろいろなイベントでエコタワシを販売させてもらいました。震災から2年目ということもあり、たくさん買っていただきました。


①「ESD未来創造セミナー」北九州イノベーションギャラリーにて(201332日) 




②北九州ゾンタクラブ「東日本大震災3.11を忘れない」(2013316日)




③「第6回北九州ESD協議会 未来パレット活動報告会」(2013323日)



④メンバーの知り合いの美容院に、バラを置いてもらっています。




masako

2013年3月24日日曜日

つるし雛体験教室

3月22日(金)




今日は南三陸町のさんさん商店街の後ろにできた木の家「さんたろう館」での
つるし雛教室 体験会。






じつは、先日の手芸フリマでお会いした女性からお話をいただいて今日の日が実現しました。
今日の講師は古川でつるしびな教室「きっこまざぎ教室」を開いている佐々木先生です。
その女性は、震災前に南三陸町で開かれていた先生の教室に参加されていた生徒のおひとりで、今回はその教室に通われていた生徒さんたちも集まってきて下さいました。


よくよくお話を聞いてみると、2011年3月11日、あの震災の日も教室の開催日だったのだとか。
それが参加する生徒さんの都合で直前に教室がなくなり、先生たちは戻りの車の中で地震に合われたそうです。それから、沿岸部に暮らしていた生徒さんたちの安否を心配しながらの日々が続いたとのことです。



今日のお題は、「木目込みまり」


まーるい白いボールに切った布をはりつけていきます。



先生はこの布の色合わせが大好きだそうで、素敵な着物生地がさまざまな色合いで並んでいます。


それを張り合わせていく作業に、参加者のみなさんはすっかり夢中。






久しぶりに作業する以前の生徒さん。


「すっかり忘れてしまったよ。」

と言いながらも手先の器用さは変わっていません。





みなさん、あっという間にきれいなまりを完成されました。

「一つ作ったら、また二つ目が作りたくなる大人気の講座なんですよ。」と事前の打ち合わせで聞いていたとおり、皆さん、「もう一つ作りたい!」としっかり次の材料を購入されていました。

みなさんのパワーはすごい。

ものづくりには人を夢中にさせてしまう不思議な力があるんだと思います。




さて、この夏には、先生と生徒さんの協力によって600個の木目込みまりをつなげたものを完成させるそうで、それらは登米市内にある登米祝祭劇場にて夏のつるし飾り展が開催されるとのことです。

昨年の様子はこちらから。


これは絶対見に行きたいと思います。




くりばやし



















2013年3月22日金曜日

青空ベーグル教室


3月20日 
伊里前商店街テントでベーグル教室をやりました。
ボランティア初体験のくま子さんからのレポートです。



ボランティアに誘われて、宮城県登米に行ってきました。

ベーグルの講習のお手伝い 私にできるのかなあ?

南三陸の仮設商店街の一角のテントの中、
良く練れたレシピと準備に感心する。材料は全て計量済!
参加者は4人、スタッフ入れて総勢10人。



優美な、あや先生のベーグル作りの説明に皆うっとりと聞き入る。
こねて、寝かせて、茹でて、フライパンで焼く!



今日の生徒さんは皆ベテランの南三陸のお母さん達。

こねるのは得意よ!ハット(すいとん)作ってるからね~

早い早い、私より全然要領よく、すぐ生地がなめらかになる。





オーブン使わずフライパンでできるパンはいいねえ~

近くで弘前大学吹奏楽部の演奏が始まった。
演歌メドレーに続いてヤングマン、テントの中の私達も
YMCAと踊りながらパンの焼き上がりを待つ。




 焼きあがったベーグルぱんにクリームチーズやジャムをのせて
お茶と共に頂くと、もっちりとした食感が美味しい!




皆にこにこ顔で嬉しそうに帰って行った。
元気で明るくしっかり者のお母さん達。

本当にこれなら私でも一人で作れると実感したのでした。
教えてくれてありがとう。
そしてボランティアに誘ってくれてありがとう! 
地元のお母さんたちと交流できてとても良かったです。
すごく有意義な1日でした。             

くま子




2013年3月21日木曜日

春の予感

3月20日(水) 





今日は約一か月ぶりのはしかみ交流ひろばでの編み物教室。

前回のお題「さくらとうめとうさぎ」の出来上がった作品たちが迎えてくれました。
同じ編み図を見て、一緒に編み始めたはずなのに、出来上がった作品には個性があふれています。ちなみにこのおかあさんの作品はうさぎの口元にこだわりがあるんですよ!

まだ寒さが残る東北に一足はやく春が来たような優しいピンクと白の花がテーブルの上に広がりました。


さぁ~て、今日は最終課題ということもあって、大物「ショール」です。

サンプル品を見せながらのお題の発表にはお母さんたちの熱い視線が向けられます。







一段目の編み目が265目もあったため、この教室では珍しい長い沈黙が続きました。

みんなの表情も真剣そのもの。





かえ先生と東京から駆け付けてくれたサポーターの高橋さんは今日も大活躍です。



でも、前回告知したとおり、RQWによる編み物教室は今月で終了。

それもあって、こんな声が飛び交います。


「今度からは先生いないんだからね。」

「寂しくなるね」


わかる人が教えあう、間違ったらやり直せばいいんだから、というお母さんたちのペースが
ここの中に生まれています。だから、「だいじょうぶ」という声も聞こえてきます。









夕刻。先月は帰る頃には少し暗くなり始めていたけれど、日も長くなりました。

気仙沼にも春が近づいてきています。





教室終了後はプロジェクトKのスタッフさんと今日の振り返り。

この3人も編み物が大好きだから、少しでも楽しい編み物の教室にしてもらおうと話がつきません。





いよいよ、来週は私たちの講座の最終回。

実は今日も初めての方がいらっしゃいました!
これからはお母さんたちによってカタチを変えながらも、この場所のこの時間は確実に続いていくんだと思います。




くりばやし


2013年3月17日日曜日

3.11ピース・オン・アースに参加しました

3月10日11日に日比谷公園で行われた「ピース オン アース」に参加しました。



 RQWからも東北のお母さん方の手作りの作品を販売しました。販売のお手伝いをするのは、何か月ぶりでしょうか。。。お母さん方が作る作品は以前見たものよりも品数も増え、作品自体の完成度も高くなっていて驚きました。お茶っこしながら楽しくにぎやかに作品を制作しているのかなと想像しながら販売しました。





 1日目は、昼過ぎから嵐のような風とホコリで私たちお手伝いもテントを押さえたり商品が飛ばされないようにと必死でした。その必死さが伝わったのか、たくさんのお客さんが私たちのブースに足をはこんで作品を手にしてくれました!

 そして2日目は3月11日、日比谷公園には14時46分近くになるとたくさんの人たちが集まり、2年前のあの時間、みんなで黙祷をしました。

ステージの様子。C.W.ニコルさんが話しています
 黙祷しながらそれぞれ何を思ったのでしょう? それぞれ何を考えていたのかは分かりませんが、黙祷しながら何か見えないものではありますが、隣にいる人そしてそこに集まったたくさんの人たちとのと繋がりを感じました。そしてこれからの未来に向けての大きなエネルギーを感じました。何か不思議でとても温かいものを感じた時間でした。

献花台には、夜になるとキャンドルがともりました


 2日間を通してたくさんの人に出会いました。2年前の震災がなければ、おそらく今回の出会いはなかったのかなと思います。震災での大きな悲しみや痛みを多くの人と共有し、そこから生まれた絆や繋がりを大切にしていきたいと再確認した2日間でした。

 一緒にお手伝いをしてくれた皆さん、そしてRQWのブースに足を止めてくださった皆さん、このブログを読んでくれている皆さんどこかで一緒に何かができたら嬉しいです!


マリー

2013年3月15日金曜日

光のカケラプロジェクトin南三陸町、はじまります

 この春から、新しいプロジェクトが始まります。
その名も
「光のカケラプロジェクト in 南三陸町」

 信州長野にある、ECOMACO(エコマコ)というエココンシャスな服飾ブランドが、長野をはじめとする地域でおこなっていた活動を、南三陸町でもスタートします。
http://www.ecomaco.com/craft/

 ECOMACOの代表・デザイナーで、服飾専門学校の学院長でもある岡正子さんは、服作りをするにあたって多くの葛藤を抱えてきたそうです。
 清掃工場でたまたま見た、大量に捨てられた衣服の山。大量生産と消費のものづくりを見直したい…それが、環境にも人にも優しい素材づくりへの原点となったといいます。大事に作って、大事に着る。自然を大切にしながら、持続可能な社会への夢をみんなと分かち合いたい。そんな思いが、このプロジェクトを支えています。

 まずは3月の31日に、南三陸町歌津で親子ワークショップと、大人のためのカラー「
センスアップ」講座を開きます。
 合い言葉は、「色で世界をハッピーに」。光が反射することで生まれる様々な色彩は自然のエネルギーそのもの、カラフルな“光のカケラ”で、色とふれ合い、色を楽しむ遊びです。

 歌津でのワークショップへの参加者、受け付けていますので、ご希望の方はinfo@rqwomen.netまでお申し込みください。参加は無料です(協賛:(株)P&G、ユニー(株)、(株)ECOMACO)。

◆親子ワークショップ
「元気なキッズ大歓迎! 親子でカラフル布遊び」
*エコバッグやカードに、布で貼り絵をする、「色育」ワークショップです。
1回目 9:30~10:30、2回目 10:45~11:45の2回制
場所:伊里前復幸商店街テント 各回親子15組まで
参加費:無料






◆センスアップ講座
「毎日をハッピーにするカラー講座 ~あなたの第一印象も素敵にアップ!~」
13:00~14:00
*色の秘密と、素敵にみえるカラーコーディネート術を教わりましょう。
*講座後に、ヨーヨーキルト作りの手仕事レクチャーがあります。
場所:石泉活性化センター 30名まで
参加費:無料


担当:しおもと






2013年3月12日火曜日

東北ウィメン応援隊~北九州GENKISのミーティング

東日本大震災から2年目にあたる311日、東北ウィメン応援隊~北九州GENKISのメンバー7名が集ました。震災で犠牲になられた方々に黙とうをささげ、ご冥福をお祈りした後、今後の活動などについて話し合いました。


①北九州GENKISは、201110月に発足してからエコタワシを2560個、計113万円3150円、販売しました。震災に関連するイベントなどがだんだん少なくなっているなか、販売の場を広げていくことが必要です。今年北九州市で開催される大きなイベントでの出店、マルシェでの販売、エコたわしを置いてくれる店舗の開拓など、案を出し合って、それぞれのメンバーが取り組みます。


②メンバーを増やしていきたいと考えています。これからは、北九州GENKISのミーティングをメンバーの住んでいる地域で順番に開催し、近隣の人にお声掛けをして集まってもらいます。ウィメンズアイや北九州GENKISの活動について説明し、活動の輪を広げていきます。


③今年、ぜひとも実現したいことは、ウィメンズアイの現地スタッフを北九州市に招待し、トーク&販売会を開催することです。さっそく、メンバー2名が助成金申請に向けて、説明会に参加することになりました。


メンバーからの声
・編み手さんのことがもっと知りたいな
・編み手さんとつながっていきたいね
・ウィメンズアイの活動現場に行きたいね
・新作を楽しみにしています
・完成品でなくても開発中の作品の情報も知りたいな


ミーティングで、「編んだもんだら」の編み手のお母さんたちに寄せ書きをしました。

いつもいつも北九州から応援しています。読んでくださいね!




masako