2013年5月18日土曜日

秘密基地で作るばっけ味噌とくるみ餅!

去る4月28日、南三陸のおかあさん達に教わる「ばっけ味噌作り」に参加してきました。
体験プラン第一弾です。
秘密基地?ばっけ?
このキャプションだけでもなんだかわくわくしませんか?

ばっけとは、こちらの言葉でふきのとうのことです。
味噌にふきのとうを加えて甘く仕上げたものがばっけ味噌。何につけても本当においしい!
これが基地
そして知られざる基地内部
作業の流れが説明されたあと、準備開始!
みんな手ぬぐいをかぶって、活動着(割烹着?)を着て、いつもと違う雰囲気。



そんなにイイ?とセルフポートレイト撮影中
スタッフの一人は温泉宿の番頭さんみたいに着慣れた感じに。
仙台から駆けつけてくれた近藤さんご夫婦は、何度も「似合いすぎ!すごくイイ!」を連発してました。
クルミ餅のお餅に入れるよもぎ取り。どこまで取りに行くのかと思ったら
家の目の前にいくらでも生えていた。
おかあさんたちが、よもぎの美味しいところや摘み方をやさしく教えてくれます。
ほれ、ここ。  え?それでいいの?

摘んだばかりのよもぎ、新芽で柔らかそう

一方では、クルミ割りが始まった。
太い丸太を輪切りにした台にクルミを置いて、金槌(ハンマー)で叩いて割る。
これが、思うように割れない!
 


ここをたたくっちゃ、こうしてな・・・



叩き割って殻も身も粉砕!クルミを拾う・・・の図

きれいに割れたくるみ
 
クルミのとがった方を下にして上からたたくの、と言わて試すもクルミの殻はかたーく閉じたまま。
それどころか、とがった部分が丸太の台に突き刺さり奇妙なオブジェになってしまったり。
力を入れすぎると今度は殻も中味も粉々に粉砕して四方八方に飛び散る始末。。。
見るとやるとじゃ大違い。  
だから体験。 

庭に建つ秘密基地では摘んできたよもぎがたっぷり使われたよもぎもちとばっけ味噌部隊が奮闘中。母屋では、クルミダレを作るチームがすり鉢を足でしっかりと挟んですりこ木を握りしめます。これ、かなり力がいる作業なのです。


ゆであがったよもぎを投入、少しづつ緑が濃くなっていくお餅


 まだ?んだ、まだまだだ。
ばっけ味噌を焦げないように混ぜ続ける作業はシンドイ
出来は上々!笑顔がこぼれます
初めてやることばかりだから、加減がどうにもわからない。
おかあさん達からは、やさしい笑顔でダメ出しが。
「んでないのよ、もっと力さこめてやんねーと。」「そんでなぐて、このようにすんだ」
ほれ、力さこめで!
時間はあっという間に過ぎていき、気が付けばおいしそうなお料理がテーブルの上にならびました。
ばっけ味噌をつけていただく手づくりこんにゃく。ふきもこのお味噌で頂きます。めずらしいシロウオの入ったお吸い物やおつけものなども出してくれて、豪華なランチになりました。

お味噌はもちろん絶品!
さらに、クルミ餅の美味なことといったら!
やわらかいお餅はよもぎの色も鮮やかにクルミダレは頑張ったかいがあって甘さもほどよく。
なんだろ?このコクのあるクリーミーな感じは!和というより洋な味わい??
まるであっさりとした生クリームみたい。
これならいくつでも食べられるんじゃないかと思うほど。



一皿に3つお餅が入った容器は次々とカラになり、満足、まんぷく。
自分達で作ったものをみんなで食べるのはほんとうにおいしい!



そしておかあさんたちとのテンポのいい会話のやりとりも和むんですよ、これがまた。
このプラン、ぜひみなさんも体験してみてください。
ばっけ味噌作り以外にもまだまだおもしろ美味しいもの、たくさんあるんじゃないかな?
発見の連続ですよ~♪
                                                   muramats-u

【第1弾】南三陸町生活文化体験講座「ばっけ味噌とくるみ餅づくり」


4月28日は、南三陸での初めてのバッケ味噌作りに参加してきました。
見上げてみれば桜もちょうど咲き始め絶好のイベント日和でした。
 
 

 
 
 
 
こういったイベントには初めての参加でしたが見るもの触るもの全てが新鮮でとても勉強になりました。
 
 
 
 
 
 
それにしてもみんなで作ってみんなで一緒に食べるということもなんて楽しい時間なんだろうと言うふうに思いました。
 

 

 
 
 
 
 
 
私の嫁も参加させていただいたのですがこんなに楽しいのはなかなか味わうことができないと目を輝かせて話しておりました。ぜひとも次もまた参加させてください。
次は何を作るのか今からワクワクしております。

 
 
仙台の近藤夫婦


2013年5月17日金曜日

ゆめんたわし、博多上陸~!



4月のはじめにご紹介した「明太子のゆめんたくんエコたわし計画」覚えていますか?

FBS福岡放送の「地域密着女子部」のみなさんが宮城と博多の縁を結ぼうと発案。遠く離れた福岡県と宮城県ですが、博多名物の明太子の原料となる「たらこ」の水揚げ量は宮城が日本一という、浅からぬ縁があるのです。

編み図起こしから試し編み。スキルアップの先生に入っていただき編みやすいように改良を加えたゆめんたエコたわし。シンプルなお顔だけに似るか似ないかはパーツの位置取りにかかっています。製作を任された南三陸町歌津のおかあさんたちは試行錯誤の毎日でしたが…。

じゃーん!
ついに第一便が出荷されました。

FBSのマスコットキャラゆめんたくんは様々なグッズになっていますが、この「ゆめんたエコたわし」は取材や営業の際にお配りする謝礼品で、残念ながら一般発売はまだされていません。しかし!
 
福岡在住の友人がいったいどんな手を使ったのか(笑)この「ゆめんたエコたわし」をさっそく入手。写真を送ってくれました。FBS地域密着女子部のみなさんの被災地に寄せる想いが記されたカードと編み手さんの名前カードがパッケージされています。友人曰く「かわいくてとても使えない。」評判は上々のようです。ゆめんたグッズ通販ページに並ぶ日も近いかも??




FBSのアナウンサー舘恭子さんもブログでご紹介くださっています。こちらも合わせてごらんください。


(しとみ)

2013年5月3日金曜日

気仙沼でチアダンス

5月1日(水)

場所は気仙沼cadocco

前回の講座をきっかけに、チアダンス体験教室はじまりました。
おかあさんたちの口コミで幼稚園帰りの女の子たちが集合しました!







ボンボン登場!!!

「わぁ~キラキラだぁ~。」

               「かわいいね~。」

子どもたちのテンションが一気に急上昇です。




みき先生の動きに合わせて、どんどん振付を習得していきます。



1時間後にはおかあさんたちにお披露目できるまでになりました。




最後に集まってくれたおかあさんたちとお話をさせていただきました。
子どもたちのチアダンス教室、これからも続けて行けたらいけたらいいな、という声を頂き、
来月からもここ、cadoccoにて継続していけることになりました。

気仙沼から子どもたちのチアダンスチームが結成できそうです。





これからは月1~2回のペースで、平日午後にみき先生によるチアダンス教室開催予定です。
小さいお子さん(女の子だけでなく男の子も参加可能ですよ。)でチアダンスを
踊ってみたいという方はぜひ教室の様子をのぞきにきてください。


そして、気仙沼にチアダンスが継続していけるよう、地元でダンスアシスタントを
して下さる方を大募集します。ダンスができて子どもも大好きという方お待ちしております。
※連絡先:info@rqwomen.net



ダンス教室の直前にリアスアーク美術館の東日本大震災の展示を見てきたこともあって、
3歳や4歳のお子さんがいるお母さんたちは震災直後どんな生活を送っていたんだろうか、
これまでの日々はどんなだったんだろうか、っと勝手な想像をめぐらせてしまいました。
みきさんのおかげでつながることができた気仙沼のおかあさんと子どもたちの
チアダンス教室の今後に期待しつつ、これからも応援していきたいと思います。




クリバヤシ