2012年8月13日月曜日

たまごパンダかご盛り!

7月の水梨子コミュニティセンター&はしかみ交流広場 手づくり講座



7月の編み物講座に向けて、アイテムを考えている頃、日本はパンダのあかちゃんが生まれたことで国を挙げて喜んでいた。

やや大げさだが、少なくともパンダフリークにとっては一大事だったようだ。
そうだ、ベイビー誕生を祝福しよう!というわけで、今回のお題はパンダに決定したというわけです。



 そこで早速、東京に住む編み物師匠に平面パンダの写真を送り、サンプルを編んでもらったところ、もっとかわいいのを見つけてきてくれた。


こちらが平パンダ
 


たまごパンダby師匠


それが、このたまごパンダ。
これ見ちゃったら、どうしても平はちょっと見劣りするわけで、最初の方はサブアイテムってことでたまごちゃんに決めたのでした。

同じアイテムを翌日のはしかみでもやる予定だったので、中に詰める綿も多めに用意しないとならない。はしかみは20名以上くるので、かなりの綿が必要になるわけで。

ちょびっと小ぶりにしようと、師匠が苦労しておこしてくれた編み図の中一段を省いてズルしたらやっぱりたまごらしさが半減!


1段省いただけなのに、あのずんぐりむっくり感がでない!
 

こういうところ、ケチっちゃならないんだなーと深く反省。
師匠、ゴメンナサイ・・・。

さて、サンプルも完成し、パーツ用の黒毛糸くるくるも終了して、講座の日を迎えるだけとなったその日の新聞に、なんとパンダの赤ちゃん急死の訃報が!

ひえぇ~。お祝いモードから一転、お悔みへ・・・。
でもせっかく準備したので、予定通りパンダでいくことにした。
というか、それ以外もう間に合わんのね(汗)

水梨子コミュニティセンター


サンプルbyわたくし


いつも素適な笑顔です!

水梨子ではさほど気にならなかったことが、はしかみ交流広場ではちょっとした問題になった。
それは、黒の毛糸の編み目が見辛いというもの。


たしかに水梨子の集会場はカーテンを開けはなっているので明るいし電気もついている。はしかみは、午後の陽ざしを避けるためにカーテンを降ろしていたが、充分な明るさはあった。

ギュウギュウ詰めのはしかみ交流広場

編み物は目数が大事。
何度も何度も数え直しては確認しながら編み進めるが、あちこちで黒い毛糸に対する扱い辛さの声が上がった。


お母さん達にとって、暗い色の毛糸が編み辛いことは薄々感じていた。でも、パンダは白が多いから大丈夫だろうと高をくくっていたのが甘かった。



細かいパーツは尻尾以外みんな黒じゃん・・・。
小さい上に編み辛いとなったらもう謝るしかない。


節電意識の高いプロジェクトKさんには申し訳ないけど、試しに室内灯をつけてみたら「わぁ~あっかるーい!」と歓声があがり、何とかこの山場を乗り切ったのでした。

明るくなったら一気に仕事がはかどった!?

編み物のアイテムを考える時、注意点がいくつかあります。
あんまり複雑でない物、色の切り替えが少ないもの、並太か、極太1種類で編めるもの、そして毛糸の取り合いにならないよう、色の偏りが無い物、などなど。
これに新たな条件が加わりました。

黒い毛糸は使わないこと。


双子のように仲良しの二人。


彼女が来ると笑い声が一段と多くなります。


顔の配置には思いのほか苦労したみたい。


顔のあるものは表情が個性的で本当に楽しい!

出来上がりにはみんな大満足!
水梨子では“たまご“ならと、畠山さんが家に戻って、おとーさんがつるで編んだというかごを持ってきてくれた。

それがこちら。



生まれたて~。


日も傾いて、完成したたまご達が増えてきた。


こちらが、畠山さん。たまたまだけど、今日はパンダカラ―の服でした。
 
てんこ盛り~。
 
かご盛りパンダの向こうでは、楽しいお茶っこが始まりました。

かごいっぱいの山盛りパンダ。
たくさん集まると、かわいさ倍増!

先日、和歌山で生まれたパンダベイビー、今度こそたくましく育ってもらいたいものです。


                                      muramats-u

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