2012年4月29日日曜日

11人の、にこにこ地蔵

すっかり春めいてきた、南三陸町。
4月23日(月)、南三陸町志津川中瀬町仮設住宅 集会所にて、
月2回の定例 『かんたん手作り&お茶っこ会』 を行ないました。
  
この日のテーマは 『お地蔵様』!
先生は、いつも中瀬町の講座をサポートしてくださっている
登米市(南三陸町のすぐ内陸)東和町鱒渕のみえ子さんです。
 
                     
お地蔵様の体は、ヤクルトの容器と“重し”用の小石。かわいいお手ては綿棒です。
身近な材料で作れるんですね!
  
この日の参加者は10名。うれしいことに、新しい顔ぶれが数名!
これまでお声掛けしても「今日はちょっと・・・」と遠慮されていた方が
今日は笑顔で一番乗りで来てくれて、びっくりしました。
  
 
着物の袖から作ります。
おしゃべりしながらも、手は止まらない。
昔は縫物を仕事にしていたという方も数名いて、
「久しぶりよ~」と言いながら、ちくちくリズムよく縫っていきます。
   

学校が休みで遊んでいた子どもたちも、おばあちゃんのマネをして縫物に挑戦!なにやら袋のようなものを、一生懸命つくっていました。
  





                        ミニ着物と顔をつないで、1時間半ほどでお地蔵様が完成。
  
 まんまる顔がかわいい♪
  
            タコたわしと同じく、やっぱり表情が作り手に似ています(笑)。

                        全員集合~!

(先生の分を入れて11人)
「色んな顔で、どれもかわいいねえ~!(笑)」と、大盛り上がり♪
  
 
ほどよく疲れたところで、お茶っこタイムです。


子どもたちが、2種類のようかんを串に刺して食べやすくしてくれました。
右は、ボランティアのYさんが毎回送ってくださる季節の和菓子です。
目で楽しめて、食べておいしい、お菓子って素晴らしい!
     
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そして!(東北の方達は、「そして」という接続詞を多用します)
今回も、タコたわしを購入してくださった方からたくさんのメッセージが届きました。
メールの文章を、RQWのメンバーがかわいくレイアウトしてくれています。

               「タコたち、日本中どこまで旅していくのかねえ(笑)」
 
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そしてそして。いつも講座を手伝ってくれるみえ子さんが縁で、先日、中瀬町のみなさんは
登米市東和町鱒渕地区のお祭りで踊りを披露しました。
 
  
写真は集会所での練習の様子です。自主練習も重ね、本番は大成功!
(私も一緒に踊っちゃったので、本番の写真がありません(涙))
  
踊りなど昔から慣れ親しんでいる事をしているとき、
お母さんたちは本当にいきいきしています。
   
震災から1年、私たちは「日常」を意識した活動に移っています。
たくさんのボランティアが来て行なっていた支援活動は、ある意味「非日常」のもの。
そろそろ、継続して地域内で運営していける形を作っていく段階です。
  
もともとあったネットワークの再構築も視野に入れながら、
地域に合ったつながりが生まれていけばいいな、と思います。
   
しんがき@とめおはうす

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