横浜みなとみらいで開催されました『なるほど!五感ラウンジ』で、東北支援ブースとして
出店させていただきました。
イベント会場には、「視覚に障害のある子どもたちのために、体で感じ、体で理解する科学教室」の取り組みの一つとして、いろんな「さわる」コーナーが設置されていました。
写真に収めることができなかったのが残念ですが、全国各地の博物館から生き物の標本などが集められ、その大きさにびっくりな「アンモナイト」なども展示されていました。
そんな中、タコとバラのエコたわしで、私たちもお出迎えです。
小さな男の子がお母さんに手を引かれて遊びにきてくれました。
彼も視覚に障害を持っているのですが、声を聞き分けて販売スタッフが2名
いることがわかるんです。
そのうち、バラやタコのエコたわしを触って、タコの足を1本、2本と数え始めました。
そして、「8本だぁ~!」と言って、「青いタコさんを、ぼく、おばちゃんに買ってあげます」と
お母さんにおねだり。
お母さんは、「バラがほしんだけど、何色がいいか選んで」と頼むと、
「お母さんには、赤いバラをぼくが買ってあげます!」と言ってご購入くださいました。
私たちは、普段目で見て商品を選んでいますが、今日のお客様は、タコの足や
バラの花びらを指で丁寧にさわって、選んでくださいました。
それはとても心惹かれる動きでした。
別会場のトークセッションから、「さわる」ことの本質をスピーカーの皆さんが語って下さいました。
その中で、仮設住宅で暮らす高齢者の方にとって、外での運動が難しくても、
「手で触れること」それが認知症の防止によいというお話しておられました。
私たちは、コミュニティ形成支援の一環で、手づくり講座を開設していますが、手先をつかうモノづくりにそんな効用もあると知って、嬉しくなりました。
Touching is Believing
この言葉がぴったりの素敵なイベントでした。
このイベントに参加する機会を作って下さいました(財)九州先端科学技術研究所のみなさま
ありがとうございました。
当日販売サポーター一同。
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