2月12日(AM)
昨晩の星空がウソのように、起きると一面の銀世界!
仮設までの急な坂道を、車が登れなくなるというハプニングもありつつ、本吉の仮設住宅で、4回目の編み物講座がスタート。
今回が最終回ということで、みなさん、わからない点をどんどん質問したり、新しい技を習得したりと、活気のある光景が広がりました。
こちらはバック細編みを習得中
こちらは、タオル人形とペーパークラフトに挑戦!
お二人のお孫さんのお名前もアヤさんということで、すっかり仲良しモード★
こんなかわいいウサギとゾウが完成しました♪
あまり根を詰めすぎると体によくないので、ある程度時間が経ったら、みんなで背伸び体操も忘れずに。
最後は東京からいらした「おひとりさまの老後」の著者、上野千鶴子先生も一緒に記念撮影。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、それぞれステキな作品ができあがりました!
講座の途中、ひとりのご婦人がボランティアスタッフへのお手紙を読んでくださいました。
「3月11日をもって、編み物講座やお茶飲み会のような交流や支援が打ち切られてしまうのではないかという不安がある」といった内容でした。
しびれがあるという手で一生懸命書いてくださったその手紙に、思わず目頭が熱くなりました。
私は今回はじめて、東北地方のボランティアに参加しました。
メディアで取り上げられる被災地の情報量が減りつつある昨今、もうすぐ一年経つし、きっと状況はかなり改善しているものだと思っていました。
でも実際に目で見て、人々と触れ合って、まだまだ復興には程遠い現実を知り、ショックを受けました。
正直、私は現地で長期間、ボランティアに携わることはできません。でも、この状況を少しでも多くの人々に伝えることもボランティアの一部だとおっしゃってくださった方がいます。
微力ではありますが、今回感じたことを現状を知らない人々にアナウンスできるよう努力したいと思いました。
田代
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