2012年1月12日木曜日

待ちに待った集会所開設



1月11日(午前の部) 階上中学校仮設手編み講座

5月に完成したこの仮設住宅に、昨年末ようやく集会所ができました。

RQWも、本日初めてお邪魔して第1回目の手編み講座です。
事前のお知らせでは15名ほどの方が参加希望と聞いていました。
初回は私達の活動紹介、今後の講座の説明、プリント資料や編み物のスターターセット、
作品は何にするか、、、準備には時間がかかります。
地域によって被災の度合いも様々で、どんな方が来るか、どんな気持ちで来るのか、
集会所のドアを開けるまで心配なものです。
 朝から雪道でスリップして、さらなる不安と緊張の中、
たどりついた集会所で待っていたお母さん達は、予想を上回る29名。
笑顔で生き生きと、「こんにちは!」「よろしくお願いします!」と、
この手編み講座を楽しみにしていてくれたことが、一瞬でわかる笑顔でした。
初回は顔合わせですし、しっかり説明して、
少し歓談してから講座に入りたいと思っていたのですが、
みなさん早く毛糸に触れたい様子。説明後歓談する間もなく、早速編み物開始となりました。
初心者の方も昔々にやった方も、ベテランさんもいますが、
スタッフの手は足りませんが、最初はそろってコースター作りです。
それぞれグループで編み図をみながら教えあっての作品作りです。

あまり集中しすぎるので、途中、体操の時間を設けましたが、
最高齢の8?歳のお母さん、体操しようと言ってもなかなか手をとめてくれません。
初めての編み物がよっぽど楽しかったのでしょう。
失敗を繰り返しながらも、「年だから覚えられなぐて」と大きな声で笑いながら、
一生懸命毛糸と格闘していました。 






















帰り際、皆さん本当に満足した様子で「ありがとう、また来週もよろしくね」
と言ってくださいました。
そして「ようやく出来た集会所で、皆で一緒に何かできることが本当に嬉しい」とも。
震災後10カ月。
各地で様々な地域活動が行われているようでも、
まだ手の行きとどいていないところがあります。
自立して支援がいらなくなった地域もあるかもしれませんが、
もうちょっと、お手伝いをしていても良さそうです。
もうちょっと、のところがまだまだ、たくさん、ありそうです。。。












Uchiyama aya



0 件のコメント:

コメントを投稿