2013年3月6日水曜日

一箱本送り隊さんからの本が届きました

2月某日

南三陸町歌津のカフェ・ド・リアンに置く本をいただける、ということで、事務所がある西日暮里のご近所・谷根千の「一箱本送り隊」さんにお邪魔しましたー。
一箱本送り隊は、もともと谷根千で春と秋に行なわれる古本フリーマーケット一箱古本市のメンバーが中心となって活動を始めました。
「本にできることってなんだろう」と考え、被災地に本を送り届けています。

現在は特に、リクエストにお応えする形で本を集め、届けているのだそうです。リアンには「漫画や手芸関係の本」が欲しい、ということだったので、協力をお願いしました。
小説やマンガ、雑誌などジャンルごとに仕分けされた本が並ぶ。実はここはとあるお寺の地下です。

隊長の丹治さん。長く谷根千に暮らしていますが、今回の津波でも被害を受けた塩竃のご出身。
カメラを向けられてお茶目な表情をしてくれましたが、ほんとはとても真摯な方です。

リアンにどんな人が集まるか、どんな本が心安らぐか、この日の活動メンバー5人で
いろいろ想像しながら、本を一箱分いっぱいに詰めました。

さて。実は、一箱本送り隊さんでは最近、手芸関係のリクエストが多く、不足しているそうです。
http://honokuri.exblog.jp/

■本の送り方問い合わせ先
送り先の住所は非公開となっているので、下記のメールアドレスに一度、本を送りたい旨をご連絡ください。折り返し宛先の連絡があります。
月に2回の活動日にあわせて、ご連絡させていただきます。
メールの送り先:honokuritai@gmail.com

ビジネス書や宗教本、事典、全集やいたんだ本などをのぞいて、被災地でみなさんに喜ばれそうな本を集めています。手芸などの実用書だけでなく、小説・エッセイ(文庫、単行本)、コミック、など、おもに被災地の集会所や仮設住宅の図書コーナーなどに送っています。あまり古くない本だとありがたいです。

もしよろしかったらみなさんも家の本棚で眠っている本を一箱本送り隊に送ってみてくださいね。(いのっち)



そして2月某日……



本が届きましたよ〜! 嬉しいです、ありがとうございますと、リアンの幸枝さん。お喋りしたいとき、くつろぎたい時に誰でもふらりと立ち寄れる場所、カフェ・ド・リアン。また楽しみがひとつ増えました。(しお)

0 件のコメント:

コメントを投稿