2012年12月9日日曜日

第一回西日暮里クッキング講座


12月6日(木)



「突然ですが明日"フライパンで作るベーグル講座"やります」という案内がアクティブ・メンバー(=西日暮里の事務所に毎木曜日集う人々)のメーリングリストで廻ったのは水曜日の夜。その目的は「現地でのベーグル教室、講師の養成」…らしい。「行きまーす」「面白そう」「参加しますううう!」…趣旨をちゃんと理解したのかしたかしなかったか、あっという間にほぼ全員が参加表明。決してお昼代を浮かそうと思ったわけではありませぬ…念のため。

さて、師走の木曜日お昼時。ボウルやらフライパンやらフライパンのフタやらカセットコンロやら。もろもろの道具を手に集まった面々。

講師はあやちゃんです。




「えー、まず、材料の分量を計ります~」とあや講師。あちらで講座のアシスタントを務めたこと1回。そう、RQWって1回でもやっちゃうともうあなたもプロ、次はあなたが教えてくださいね、扱いなんですよー、怖いですねー。


「ではまず強力粉の真ん中に穴をあけてそこに…」と講師懸命に説明するも約何名かのおばさんたちは聞いちゃいない。わいわいがやがや、勝手にどんどん。でも、これってあやちゃんが講師として経験を積む場でもあるわけで。「みんな、ちゃんと聞いてくださーーい!!」「でもさ、あっちにも全然聞かないで勝手にやっちゃうおばさんって絶対いるよねーー、ははは~~」「私たち、前もって実地で鍛えてあげてんのよね~」…それ、違いますから



さて。計量した強力粉、ドライイースト、砂糖、塩を設定温度のお湯で混ぜ、生地状にまとまってきたら今度は練る作業。掌の親指の下あたりでぐいっと前に押しては丸め、押しては丸めを繰り返す。この工程は喧嘩してムカついてる時にやるとかなりよく練れたとっても良い具合の生地が出来ます、と経験者(=わたくし)のプチ情報をここで披露。










練った生地は一度寝かせます。これを専門用語でベンチタイムという。「専門用語っぽいカタカナ言葉はおかあさんたちわかんないかもしれないからなるべく使わない方が良いと思うよ」とさっちゃん。おっ、ちゃんと講座の趣旨を理解している人がひとりはいた!




10分くらい寝かせるとイーストが発酵して生地がふっくらとしてきます。いわゆる「赤ちゃんの耳たぶくらい」ってのになったら2等分。それぞれをまぁるく成形してまたちょこっと寝かせ。そしてちょっと掌で平らにし、真ん中に穴をあけます。ぐるぐるぐるぐるぐるぐる…。こちらはかなり乗っちゃった、なんだか楽しそうな童心がえりの二人組。










ここで無情にもよっぴがお仕事の時間となり途中退場。散々練らされたのに食べられないで帰って行きました。よっぴよ、キミの縁の下の努力はきっといつか報われるだろう…多分ね。






さて、成形した生地はお湯で茹でます。きっちり片面30秒ずつ。この「茹でる」という工程がベーグルをベーグルたるものにしているのです。この時のお湯の温度がとっても大切。あくまでも静かに、静かに。沸騰させてはいけないのですよ。みんな、ちゃんと聞いてたのでしょうか…。





その後フライパンにふたをして、ゆーーーっくり低温で焼きます。するとあーら、びっくり。お店で売ってるベーグルとほぼ変わらないものが出来るのですよ。結構おいしそうに出来たでしょ。


最後はお待ちかねの試食タイム。みんなが持ち寄ったジャム、レーズンバター、明太子サワークリーム。新生姜のお漬物をみじん切りにしてクリームチーズで和えたものが意外においしくて評判でした。お試しあれ。






「楽しかったね~」「おいしかった!」「またやろうね」…ええ、でもこれで新たな講師が6人、ちゃんと
育成出来たかどうかは不明です。ま、いっか。
詳しいレシピが知りたい方、ぜひ次回の西日暮里クッキング講座でお会いしましょう。




しとみ







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