2012年12月17日月曜日

「分かち合いの活動」ってなんだろう

 12/13、南三陸町生活研究グループのおかあさんがたの定例会のお手伝いをしてきました。午前中は、みなさん真剣な話し合いです。うーん、難しいこと、頭が痛いこともたくさん。思ったことをどんどん発言しあいました。

本吉農業改良センターの木川さんがファシリテーター

そのころ、下の階のキッチンからはたまらなくいいにおいが! 入谷公民館で活動しておられるそば打ちの会のみなさん。手打ちそばにあつあつのお出汁がかかって美味しそう〜。ここ入谷公民館では、住民のかたがたのサークル活動が活発なようです。別の部屋からは謡が聞こえていました。



そして、私たちもお待ちかねのお昼タイム。ごはんとお味噌汁はみんなで作り、おかずは南三陸町のお母さんたちグループ「なでしこの会」さんが南三陸直売所「みなさん館」で作っている手づくりお弁当を配達してもらいました。コロッケ、きんぴらのほか、シフォンケーキにアイスクリームまでついてとっても美味しいです。さらに、生活研究グループの腕自慢のお母さんがたが持ち寄ってくれたお漬け物、味噌などなどがテーブル狭しと並びました。写真に撮り忘れましたが、南蛮味噌っていうものがご飯のおかずに最高でした。わいわいがやがや、「これは、昼間っから忘年会だな」。

ケーキの差し入れ、みかんの差し入れ、もうおなかいっぱい
食事のあと、午後はよいコトnetの細川さんのワークショップです。ホワイトボードにピラミッドの絵を描いた細川さん。「はい、このなかで昭和の人は手を挙げて」
 午前中のミーティングの振り返りをしながら、「新しい時代の組織を作る」というお話です。ピラミッド型の「昭和の」組織が刷り込まれているお母さん世代ですが、分かち合いの心を持ったドーナツのようなまあるい活動をしていくにはどんなことに気をつけたらいいか。身振り手振りと巧みなたとえで、笑いも絶えず、お母さんがたはどんどん引き込まれて話を聞いておられました。


 震災のあと、「地域が元気になってほしい、何かを起こそう」という願いを持ったお母さんたちが、ご自身たちで課題を解決していく力をつけてほしいと毎月ワークショップに通ってくださるよいコトnetの細川さんと小泉さん。それぞれお忙しい経営者でありながら、日帰り弾丸での南三陸町入りももう7回を数えました。年明けには何かが本格的に動きそうな予感がします。
しお


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