2012年10月30日火曜日

冬のあったか帽子

10月24日(水) 


この日、登米から気仙沼に向かう車中から、
山の方にできた幅が広く、濃い紫色が印象的な虹を見ました。
(今思うと、この日の嬉しい出来事の前触れだったのかもしれません。)


はしかみ交流ひろばは、講座開始の30分前から大変なにぎわいです。
前週に編み上げたハンドウォーマーをつけてみたり、イチゴのエコたわしを編んでいたり、
それぞれのテーブルで早速編み物談義が始まっていました。


さぁて、今日のアイテムは冬のあったか帽子。
ジョン・レノンというオシャレな毛糸でニット帽を編みます。


あちらからも、こちらからも、「かえ先生、教えてください。」の声が飛び交います。


今日は、昨年ボランティアとして講座運営を手伝ってくれた強い味方、さくらさんの参加で、
ダブル先生でおかあさんたちの質問に答えていきます。






編み物教室ですが、最近のおかあさんたちは、本当に編み物に熱心で、編むのが楽しくて仕方がない様子。

こちらは、今日一番に編み上げることができたおかあさん。
みんなから拍手が起こって、思わずにっこり笑顔です。






本日の私のミッションは、1月に東京で開催予定の編み物教室これまでの軌跡を伝えるイベントに、おかあさんたちにもぜひ来てほしいというお話をすることでした。
前々から計画を練っていたものの、「東京さいくのはどんなもんか。」と反応がこかわったのですが、なんとなんと。


「行きた~い!いつ~?」 と、いきなり開催予定日をメモをとりはじめるではないですか。


想像もしていなかった展開に、なんだか嬉しくて、ほっとしました。

 (活動展の準備の様子は、別途報告させて頂きますね。)






最後になりましたが、本日は、昨年編み物講座の運営に助成くださったローズファンドより、
ジャパン・ソサイエティのパーヴィス夫妻がロンドンから視察に来られました。


海外からの訪問客にもすっかり慣れているおかあさんたちは、「ハロー」でお出迎え。
ところが、本日のお客様は日本で長く住まわれていたということで、
丁寧な日本語で「お邪魔いたします。」のお返事をいただき、少々びっくりな様子。


気仙沼のバラと一緒に。

講座後には、はしかみ交流ひろばを運営するNPO法人生活支援プロジェクトKさんと私たちの活動についてお話をさせていただきました。遠くイギリスからも東北の復興を思い、今も関心を持ち続けて下さっていることは本当に心強いことです。



イギリスよりご寄付下さった皆さま、ありがとうございました。皆さんのおかげで、昨年12月から5月末までの間に述べ1000人を越える方に手づくり講座に参加してもらううことができました。

We would like to thank you very much for your support and grant for our project. Thanks to this, a total of 1000 people living in the tsunami affected area, especially Kesennuma-shi, Minami Sanriku-cho, participated in the handicraft workshops from last December to this May.  



By Kuribayashi


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