谷中銀座のRQW店、12日と13日はお天気に恵まれて気持ちよくオープンでした。ゴールデンウィークも開店しましたが後半は雨にやられて急遽閉店の日もありました。カレンダー上『谷中銀座open』であっても、軒先店のため雨が降るとお休みになりますので御注意くださいね。
谷中銀座はいまや食べ歩き観光のメッカ。メンチカツやドーナツ、焼き鳥、ビールなどを味わいながら歩く人でいっぱいです。売り子をしていても今日は何を食べよっかな~ってのが楽しみ。今日も通りかかった御夫人に「よくテレビとか雑誌でメンチカツが紹介されてるんだけど、どこら辺なのかしら?」と尋ねられました。何度も売り子をしているとどこの何が美味しいか分かってきますよ。ムフフ。気になる人はお問い合わせくださーい。
RQWのお隣は青空bar。座ってビールを飲みながらのおしゃべり、すぐに満席に。今日は英語もよく聞こえてきました。琥珀生ビールがよく出てるみたいですね。
ココで注目の一つがお散歩中のワンコたち。ビールを飲む飼い主さんと一緒にしばらくワンコもくつろいでいます。今日もいつものスピッツたちがビールを飲んでご機嫌、お父さんがタコを一つ買ってくださいました。その後現れたのはビーグル。お手ならぬ、ハイタッチがお得意! ご褒美のサラミに目がないんですよね~。そして毎週目の前を通るのは洋服持ちの豆柴ちゃん。今日はガチャピン犬でした。前回見かけたときは千両箱と小判をしょってましたが次は何を着てるんでしょう。
谷中のお客様はおしゃべり好き。本日最初のお客様だったおばあちゃんは、長いことタコの色を選びながら「これ、タワシなの~?」と5、6回聞かれました。近所のトルコレストランに美女がいるので写真を撮りにいくのだがそのときにバラを使おう、と買ってくださったお兄ちゃんは「心当たりが合ったら渡してください。」といって国民的美少女コンテストの応募用紙を3枚くれました。(対象は12~20歳だそうです。)関係者ではなく、ただのファンらしいのですが……。横の喫煙スペースで煙草を吸ってたお父さんは「ここは平均年齢80歳くらいだね~」と言いながらも、奥様に、と勧めるとバラをお買い上げ、後から来たお客さんにも「これよく落ちるらしいよ。」と宣伝までしてしてくださいます。
今日たくさん買ってくださったお客様は、お姉さんが住んでらっしゃるというオーストラリアへ旅行に行くということでわざわざ来てくださいました。向こうでマーケットがあるのでそこで置きたい、とのこと。アメリカ、ヨーロッパへ進出した編んだもんだらが、とうとう南半球へも渡りますよー!
RQWの軒先店は必ず庇(ひさし)を出してお店を広げています。何か降ってくるんです。初めて売り子に参戦したとき、「降ってくるから庇出さないと。」と言われ、???、確かに降った形跡が……と2階を見上げると、Oh、そこではスズメさん用レストランが常設されているではありませんか。降ってくるのはスズメさんが散らかすエサ。
谷中銀座の???その2はパンダ。パンダ探しは商店街のお楽しみのひとつです。こちらは、いつも庇を出す道具を貸してくださるお向かいの呉服屋まるふじさんのパンダちゃん。パンダストーリーは奥が深いので、またこんどご紹介しますね。
さらにもう一つの???は、お向かいの食器屋さんの貼紙。「炭・のら犬・のらねこ」……のら犬売ってんのか? そんなわけありません。~~~避けです、避け。
谷中はおもしろネタに事欠きません。売り子にお客様に大募集中ですので、是非お立ち寄りくださいませ。
さちこ
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