手仕事スキルアップ講座 第2回(気仙沼階上公民館)が開催されました
手づくりを楽しむことから一歩先を考えているお母さんたちが集まり、リュミエールアートスタジオを主宰するデザイナー・パタンナーの森岡リエさんからビジネスを始めるにあたっての心得を聞く講座の第2回を開催しました。
前回に引き続き、「商品を企画して売ることは簡単ではありません」と厳しいお言葉から始まりました。これは、ビジネスを甘くみて失敗してほしくない、成功してほしいという森岡さんのお気持ちの表れです。「いいかげんな気持ちでここに来ているのではなく、みなさんがプロフェッショナルに仕事をするために、必要な支援を惜しみません」とおっしゃっていただき、心強い限りです。
森岡さんが作品を売り込みのために作られた資料などを見せていただき、プロの仕事を目の当たりに。1回きりでなく、リピートして買ってもらえる商品、100円均一では買えないような商品を作るためには、手作りならではのアイデアやデザインで、ていねいな仕事をすることなど、重要なポイントを次々と教えてもらいました。苦手なこともトライする努力、それぞれの得意分野を生かしたグループでの取り組み、いろんな作り手による商品の均一化などのアドバイスもいただきました。最後には、持ち込まれたご自分のミシンを使って、実際に縫い方も指導していただきました。
講座に参加したお母さんたちは、熱心に聞き入り、うんうんとうなずき、お話が済んでからも、森岡さんを囲んでたくさんの質問を投げかけました。着物のはぎれで作ったふくさを持って来て、見てもらうというお母さんもいました。
ビジネスの難しさ、厳しさ、注意する点を十分理解したうえで、「やってみよう」というグループがあらわれることを期待します。
また、この日はRQWの手づくり講座に助成金を提供してくださっているローズファンドの方3名が視察に来られ、お母さんたちの熱心な姿に感心して帰られました。
Masako
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