いつの間にか、日差しがやわらいできた今日このごろ。春はすぐそこに・・・
ということで、今回は華やかな『フラワーアレンジメント』に挑戦です!
3月28日、南三陸町志津川の中瀬町仮設住宅に
25名のお母さん方が集まりました。
色とりどりの花(造花)を見ているだけで、気分がうきうきしてきます♪
カゴ、鉢、竹など、各々が気にいった入れ物に活けていきます。
迷わず手を動かす方、バランスを見ながら何度も直す慎重派など、
活けている様子も個性が見えて面白い。
「前から見たらピンク、後ろから見たら赤」というように、
リバーシブルにするアイディアも!
同じ花を使っても、その人らしさがよく表れています。
世界に1つの作品ができました。
作品にタイトルをつけた方もいました。
「花ざかり」
「とみこの春 とくこの春」
春休みの子どもたちも途中参加し、かわいい作品を作って
大人たちを和ませてくれました。
このあと入れ物をピンクのテープで飾りつけて、もっとかわいくなっていました!
お部屋にひと足早い春がきましたね!
そしてこの日、もう一つ嬉しい出来事が。
RQWの「タコのアクリルたわし」を編んでいるきし子さんに、
たわしを購入したお子さんからかわいい絵ハガキが届いたのです。
「上手に描けてるねえ~、お返事かかなくちゃね」と嬉しそうなきし子さん。
たわしの作り手のみなさんへのメッセージ、まだまだ受付中です!
たわしを購入された方は、ぜひ送ってくださいね。
(ちなみに、きし子さんの作ったお花のタイトルは
「お花ながめてリラックス 春よ来い」)
最後に。今回、講師を引き受けてくださったのは、
中瀬町のみなさんが避難所生活を送っていた登米市東和町鱒渕に
お住まいの栄子さんでした。
津波被災地から車で数十分の地域に住む方でも、
こういう機会がないと被災地の方と交流を持つ機会は少ないのが現状です。
近いだけに、「うちは無事だったから、家を流された方と
どう関わったらいいかわからなくて・・・」
と遠慮してしまうケースも多々あります。
誰かと具体的につながることで、自分にできることが見つかっていきます。
今後、津波被災地とその周辺地域との交流が進む中で、
地域で長期的に支え合う関係が生まれてきそうです。
新垣
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