手づくり講座に香港からやってきた友人を連れていきました。
Kelちゃん(と呼んでというのでこの表記にします)とは、かれこれ20年来の友人で、最初に会ったのはN.Y.Cのミッドタウンにあるレストランでした。
昨年の大地震の後、心配して連絡をくれたので、震災直後の映像をビデオで送ったところ、すぐに香港で動いてくれて、チャリティイベントを開いたり、募金箱を設置してくれたりしたようです。
その後、日本にくるというので、宮城まで連れてきたというわけです。
今はヨガのイントラですが、写真を撮ったり、アクセサリーを作るなど制作活動の他、自分で作曲しては色んなところで歌っていて、この日もミニライブをやってもらいました。
しかし・・・。
不覚にも、なんと撮ったはずのビデオがまったく撮れておらず、写真が一枚もなーーーい!
というわけで、復興商店街の路上ライブ編から一枚。
さて、この日は前回のカップケーキが大好評で、出来上がった作品をそれぞれ持ってきてくれていました。
講座で作ったのは、たっぷりクリームにイチゴがのっかったカップケーキでしたが、ややや?
イチゴに変化が??
よほど気に入ったらしく、皆さん二つ目、三つ目と家で作った物をもってきて見せ合っている。
そして、よく見るとのっかっているフルーツに驚くような工夫が!
「イチゴにはつぶつぶがあるっちゃ」とか「おらほは、さくらんぼにしたっちゃ」など、なんと、自分なりに一捻り加えてくれています。
こういうのを見ると、ほんとにうれしくなっちゃうなぁ。
実はこのシリーズ、東京チームのとある方がサンプルを自ら編み、編み図までおこしてくれたありがたーい作品なのです。
講座の回数が減ったとはいえ、ネタを考えるのは未だに大変。
サンプル作って編み図をおこして、人数分コピーして。
さ・ら・に・パーツごとに必要な分だけ毛糸を小分けするという、一連の作業が。。。
そろそろ、毛モノは暑かろうと思いつつ、夏に突入しても引き続きの編み物講座でした。
暑苦しくてごめん。
でも、見てください、この笑顔。。。
友人(仲間内ではKelのことを”きゃー”と呼んでいる)がこの日歌ってくれた、”Universal Prayer”
(曲名はなぜか、日によって変わったりする)という曲はサンスクリットのチャント(chant)に自分で曲を付けてアレンジしたもの。
この日、なんだかいつもの勢いがないなと思って聴いていたら、だんだん声が小さくなって・・・。
気が付くと彼女は泣きながら歌っていたのでした。
初めはみんなおしゃべりしたり、自分の編み物に夢中だったのに、しばらくすると手を止めて聴き入ってくれている。
一緒に涙してくれている人もいた。
音楽って、やっぱりすごい力をもっているんだなぁとつくづく思う。
サンスクリットの響きは日本語に近いものがあるので、本当は歌詞をカタカナ表記して配り、一緒に歌いたかったんだよね。
準備不足でごめんね、きゃーちゃん。
また、日本に来てほしい大切な友人です。
muramats-u
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