2011年10月7日金曜日

冬の手づくり講座

RQ被災地女性支援センターは手仕事プロジェクトを展開しています。



好評です、冬の手づくり講座! ここに来るとみんなに会えるから



「楽しい、ここに来るとみんなに会える」


南三陸町、気仙沼市、石巻市、登米市において、仮設住宅集会所でRQ被災地女性支援センターが展開している手づくり講座が好評です。楽しみの発見、コミュニケーションの場として、20代から80代の女性にまでご参加いただいています。
編み物教室では、参加者のみなさんにスターターキット(かぎ針、とじ針、にぎりバサミ、編み図、毛糸)をお配りし、カラフルなエコたわしや小物などを編んでいます。まったくの初心者の方も、まわりの方とお喋りしながら教わるうちに、次第にこつをつかんでいかれます。また、こうした交流が、引きこもりがちな高齢者への目くばりや、暮らしの問題を感知し対策を講じるきっかけにもなっています。


【12/7現在】
開催した会場:19か所開催した地域:南三陸町志津川中瀬町/南三陸町歌津寄木/南三陸町歌津平成の森/気仙沼市階上/気仙沼市水梨子/気仙沼市大島/気仙沼市元吉/登米市南方町/石巻市名振/石巻市雄勝/石巻市開成開催した回数:41延べ参加者数:436人内容:エコたわし(バラ、タコ、ミニタコ、ミニバラ、椿)、いなわらリースほか



チャリティ商品の販売 ~作り手からはじまる笑顔のループ~

 

冬の手づくり講座でつくられたオリジナルのご当地エコたわしは、その愛らしいかたちと、手の中におさまるキュートなサイズで、ボランティアスタッフから「購入したい!」という声が沢山あがりました。そこで、現在つくり手にご了解いただき、チャリティ商品として、被災地内外のバザーなどで販売を開始しております。手づくりならではの個性豊かな商品に、購入した方々から温かいメッセージが届けられており、つくり手に自然と笑顔があふれるようになりました。


商品には、作り手のお名前とメッセージの送り先を書いたタグをつけて販売しています。*チャリティ商品の売上代金のうち30~50%は作り手にお支払し、残りは材料費、販売のための経費、次の講座のスターターキット代など、RQWの活動資金として使わせていただきます。


手仕事を収入につなげるサポートを


2011年10月29日、登米市の南方仮設住宅から徒歩2分の場所に、手仕事プロジェクトの拠点となるアトリエ「さざほざ」をオープンしました。地域の方々の楽しい交流の場としてさまざまな催しを行なっていく予定です。手仕事を収入につなげるサポートをまた、中長期的な視点で、被災地応援グッズであると同時に東北発商品としての魅力も十分にある手仕事製品をプロデュースし、販路拡大をサポートするアトリエ兼情報基地として機能していきます。


南方仮設側に設置された、「さざほざアトリエ」



【RQWについて】


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