今日は約一か月ぶりのはしかみ交流ひろばでの編み物教室。
前回のお題「さくらとうめとうさぎ」の出来上がった作品たちが迎えてくれました。
同じ編み図を見て、一緒に編み始めたはずなのに、出来上がった作品には個性があふれています。ちなみにこのおかあさんの作品はうさぎの口元にこだわりがあるんですよ!
まだ寒さが残る東北に一足はやく春が来たような優しいピンクと白の花がテーブルの上に広がりました。
さぁ~て、今日は最終課題ということもあって、大物「ショール」です。
サンプル品を見せながらのお題の発表にはお母さんたちの熱い視線が向けられます。
一段目の編み目が265目もあったため、この教室では珍しい長い沈黙が続きました。
みんなの表情も真剣そのもの。
かえ先生と東京から駆け付けてくれたサポーターの高橋さんは今日も大活躍です。
でも、前回告知したとおり、RQWによる編み物教室は今月で終了。
それもあって、こんな声が飛び交います。
「今度からは先生いないんだからね。」
「寂しくなるね」
わかる人が教えあう、間違ったらやり直せばいいんだから、というお母さんたちのペースが
ここの中に生まれています。だから、「だいじょうぶ」という声も聞こえてきます。
夕刻。先月は帰る頃には少し暗くなり始めていたけれど、日も長くなりました。
気仙沼にも春が近づいてきています。
教室終了後はプロジェクトKのスタッフさんと今日の振り返り。
この3人も編み物が大好きだから、少しでも楽しい編み物の教室にしてもらおうと話がつきません。
いよいよ、来週は私たちの講座の最終回。
実は今日も初めての方がいらっしゃいました!
これからはお母さんたちによってカタチを変えながらも、この場所のこの時間は確実に続いていくんだと思います。
くりばやし
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