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2012年12月17日月曜日

サンシャイン水族館にて編んだもんだらが販売中!



1215日(土)より東京・池袋のサンシャイン水族館に編んだもんだらが置かれています! パチパチパチ☆ この素晴らしい企画は、RQWを鳥取から支えてくださっているボランティアさんの紹介で実現しました。今回はトライアル販売とのこと、レギュラー商品に昇格されるよう、行楽には是非池袋へ。いつもの定価と同じ500円で販売されています。入場料1800円がかかりますけれど・・・。

このニュースを聞いて私も、日曜日に偵察へ行ってまいりました。館内はすっかりクリスマス一色。

黄色いハコフグのツリーがあったり

 
リニュアルの目玉、アシカの空中水槽はクリスマスツリーを囲み、夕方からはペンギンまで空を飛び



水族館なのにトナカイまで出番待機する始末


館内の水槽には本物のタコに



イカに



マンボウもいます。ちょうどお掃除中。



そして我らが編んだもんだらは売店のアクアポケットの中央に! ほかの商品に比べて目立つ場所にセッティングしていただいています。背景の壁にはお母さんたちが編んでいるところの写真、編んだもんだらの紹介、そして応援メッセージとここアクアポケットからの紹介文。



しばらくこっそりスパイしていましたが、数人の女性が手にとって見てくださっていました(が、購入にはいたらず・・・)。日曜日の混雑時でお店の方にお話を伺うのは控えたため、どの程度売れているかは聞きそびれましたが是非是非多くの方が買ってくださるよう、願っています。

reported by Sachiko

2012年7月30日月曜日

「響げ!気仙沼」にRQWブースが!

太鼓と打楽器のおまつり「響げ!気仙沼」。
 縁あって、こちらにボランティア団体としてブースを出してみませんかとお誘いを受けました。
まだ小学校に上がらないくらいの子も上手に叩いています
地元団体が連合して300基以上の太鼓を打ち鳴らす姿は圧巻です。
しかも、この節は、いつも銀座の気仙沼ショップでエンドレスに流れているあの音楽!

 地元気仙沼の団体を中心に太鼓や打楽器、旗振り、よさこいなどのパフォーマンスが集まったイベントです。みなさん、この日のためにいっぱい練習されてきての晴れ舞台、熱演続きで圧倒されます。せい、せい、せい、せいというかけ声が響き、漁師町のいなせな雰囲気たっぷり。勇壮な旗振りのお兄さんたちに、熱い視線をそそぐ男の子たち。みんなの憧れの的なんですね。

 そんななか、もしかして浮いちゃう???といいながら、RQWが出したのはとってもカワイイこんなお店。コンセプトは「RQW手芸店」です。お母さんたちの編み物作品や、手芸材料が当たるお楽しみくじの販売、小さいお子さん向けには「編んだもんだら」釣りゲームを用意しました。

活動紹介パネルに見入ってくださってます
釣るだけならただだよ〜って声に子どもたちが集まってきてくれました。
キャッチ&リリースで、持ち帰りたい方はお買い上げ。

 なかでも一番人気は、学生グループgirls for 3.11の持ち込み企画「デコデコ広場」です! 女の子ゴコロをくすぐるこの企画に、気仙沼ガールズも釘付けです。材料費200円で、大学生のお姉さんたちに教わりながら、小さなミラーやマカロンのおもちゃにデコシールやリボンやキラキラビーズを貼付けてオリジナル雑貨を作りました。みんな暑いなか楽しそう、そして夢中です。girlsメンバーが持ってきてくれたスイーツのパーツや固まるホイップクリームはスグレモノで、みんな可愛くモリまくりました。
 つきそいのお母さんたちやおばあちゃんたちとも楽しくおしゃべりしながら、オトコっぽい祭りの中でもここだけはガールズワールド全開です。

長机ふたつがいつもほぼ満席!の人気ぶりです。
girls forといいながら、頼りになるboysも来てくれました。

 この秋、冬も活動する予定の気仙沼で、地元のみなさんと素敵な交流ができた楽しいひとときでした。が、実はこのあと、時ならぬ土砂降りでたいへんな目にあったのでした。夕方涼しくなったらまたお客さんたくさん来てくださるかなーと思っていたのにちょっと残念。

 暑いなか(しかも東京から日帰りで!)駆けつけてくれたgirls for 3.11のみんな、東京や仙台から来てくれたボランティアのみんな、東京で手芸材料の仕分けをしてくれたみんな、テントを貸してくださった地元気仙沼の団体KRAさん、クーラーボックス一杯に氷を届けてくれた小松さん、ありがとうございました。ブースの成功はみなさんのおかげです。「響げ!」のスタッフのみなさんにもお世話になりました。コワモテ(!!?)だけど優しい方ばかりで気仙沼のことがまた大好きになりました。

しお


2012年7月3日火曜日

RQW東京サポーター 登米・南三陸ツアーに参加


 62628日、登米・南三陸で、RQWの活動に参加してきました。
 昨年6月のRQW立ち上げから1年余り。今、現地はどうなっているか。お母さんたちはどんな状況で手しごとをしているか。「東京のサポーターさんにも現地の様子を見てもらえれば」と、今回の東北行きに声をかけてくれたのは、東京と現地を行き来しながらRQWをとりまとめる東京本部のSさんです。「編んだもんだら」イベント販売のレギュラーメンバー・Uさん、Sさんとともに、25日の夜行バスで、いざ登米へと出発。

 到着後、現地メンバーKさんたちの家で一息つかせてもらった後、RQWの現地事務所のある「コンテナおおあみ」へ。SさんとRQW現地メンバーのMさんは、この日、マイケル・サンデルの「白熱教室」でお馴染みのハーバード大学から来た仙台出身のKさんと打合せ。Kさんは「HARVARD FOR JAPAN」三陸プロジェクトのメンバーで、この夏、三陸で支援活動ができないか、リサーチに来たとのこと。

                       ●コンテナおおあみ
                       コンテナということばから想像していたよりも
                       立派な2階建コーポラティブオフィス


 午後は鱒淵小学校へ。布や毛糸などの在庫置き場としてRQWがお借りしている倉庫(小学校の元・保健室)の整理が、本日のわたしたちの仕事です。
 東京本部に寄せられた時点で種類ごとに仕分けし、ほどいた着物は数十箱。箱にしまわれたままの布はカビ臭くなってしまうので、台車を使って外に運び出し、風にさらします。これらの布は、翌日登米入りするスキルアップ講座の森岡リエさんに見てもらって、手づくり・手仕事用によさそうな布を選り分けるとのこと。

 多忙なSさんと現地メンバーがバリバリ仕事をしているあいだ、Uさんとふたりで夕飯の準備。去年の3月末から登米の総務として長期ボラに入っていたガッキーの最終日とあって、プチ送別会モードの夕食でした。
 食後、群生地としては日本最北限といわれる鱒淵のホタルを見物に。「寒いから、まだあまり飛んでいないかも……」といわれましたが、川沿いには、ゆっくりと点滅を繰り返す源氏ホタルが点々と……きれいだったなあ。


 翌日は歌津・志津川へ。三陸沿岸は起伏が大きく、ちょっと島にいるような感覚です。海に向かって坂を下っていくと、目の前は礎石だけが残っている……これが被災地の現状だと、あらためて実感させられました。

 伊里前福幸商店の「うたちゃんSHOP」などをひと巡りしてからRQ歌津の活動拠点だった伊里前の大テント内で、中テントを解体。夏場は暑くなるので、ブースのテントを外してほしいという理容室さんの依頼でした。テント内では、ほかにも酒屋さんや小物店などが営業を再開しています。男手は歌津の仙人・スパイダーだけでしたが、無事、解体終了。


                       ●テント解体



 お昼は『フォーチュン宮城』創刊号でも紹介されていた、志津川の「さんさカフェ」で、カレーランチ。ボリュームたっぷり味も本格的なスパイシーカレーが500円。これはかなりお得です。
 現地メンバーが打合せをしているあいだ、225日にオープンした南三陸さんさん商店街へ。笹かまぼこの及善さんで、夕飯のおかずをゲットしました。

                        ●さんさカフェのカレー
                        ●南三陸さんさん商店街



 志津川から歌津に戻り、石泉地区活性化センターで現地メンバーとスキルアップ講座の森岡リエさんと合流。
鱒淵小学校で布選びをする森岡さん、Sさんと分かれ、本日も夕飯づくりを担当。今後のプロジェクトをどう展開していくか。RQW中心メンバーと森岡さんがゆっくりじっくり話をできるまたとない機会とあって、食事をしながらも、話題は尽きません。




            ●朝靄に包まれた鱒淵
            ●華足寺の蓮池


 最終日、冬のあいだも雪道のなか、車を走らせ、編み物講座を続けてきたKさんに、歌津寄木の仮設集会所へ連れて行ってもらいました。鎌倉で月2回「編んだもんだら」のイベント販売をしているSさんも合流。寄木は全10戸ほどの小さな仮設所です。小さい分、結束力も強いようでわきあいあいと作業しているところにお邪魔しました。

 タコや新キャラ「めかびー」を製作中のお母さん方に、東京近辺での販売風景の写真をお見せすると……
「誰が買ってくれるのか、心配で仕方なかったけど、こんなふうに売られているんだねぇ……」とみなさんにっこり。「やっぱり売れるものをつくらないとね」と、人気や販売傾向なども気になるようです。
 つくり手さんと販売ボランティアの交流、今後も定期的に続けると、お母さんたちにとってもよい刺激になるかもしれません。販売ボラ・レギュラーのUさんは「今まで名前だけ知っていたつくり手の方にお会いできて、すごくうれしいです!」と、お母さんたちとの対面に感激していました。

            ●寄木仮設集会所のお母さんたち


 帰りの出発までの短い時間、鱒淵小学校で布の整理をするSさんをお手伝い。梅雨の完全な中休みで、お天気に恵まれた23日の現地ツアーは盛りだくさんのうち、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

 今回、参加してよかったのは、つくり手のお母さん方にお会いできたことに加えて、RQWの運営メンバー4名の仕事ぶりを目の当たりにできたこと。
 “清美パトロール”といわれるように、現地を隈なく回り、被災地の方々の希望に沿う形での支援を模索してきた清美さん。真冬の雪道もものともせず、編み物講座でお母さん方を訪問し続けてきた加恵さん。南三陸の女性のエンパワーメントのために、人をつないでいるめぐみさん。夏は体育館の猛暑と、そして冬はマイナス20度の激寒とバトルしてきたつわものたちはもちろん、東京と現地を行き来しながら、ひと・もの・お金をマネージメントする塩さん。そして勤め人ながら、寝る間も惜しんでRQWの活動に献身するみっちゃん。土日の休みもなしに活動するRQWの運営メンバーのバイタリティプラス強烈な個性は並大抵ではありません。

 RQW729日の気仙沼のお祭りに参加する予定で、人手が必要なこの時期に合わせて、現地ツアー第2弾も検討中とのこと。RQWの現地活動、刺激と楽しみが盛りだくさんなこと、請け合いです。


Reported by つかきょん

2012年6月19日火曜日

ザ・ナチュラルシューストアさんで

原宿駅から、明治通沿いのBEAMS前を通って少し細い道に入ると……こんな素敵なお店のウインドウに……


います!
ここは、ザ・ナチュラルシューストアさんの神宮前店。


中にも、可愛くディスプレイしてもらっています。

こちらは、ナチュラルテイストなコンフォートシューズやサンダルを中心に扱うシードコーポレーションさんのお店、スペインの「エル・ナチュラリスタ」の正規代理店でもあります。このブランドの方々、去年スペインから日本にみえたときには、RQ市民災害救援センター(当時。現:RQ登米復興交流センター)の東北本部、旧鱒淵小学校に立ち寄ってタコもんだらちゃんたちをお買い上げくださったんですよ。店内には、RQスタッフとの記念写真も飾ってありました。
社会貢献型企業としても注目されるこのブランド、天然素材とエコフレンドリーな製造方法にこだわり、売り上げの一部をさまざまな社会活動に寄付しています。今年は、販売した靴の売り上げの2.14%を日本や配置など4カ国の支援にあてる「We believe in people」という企画をやっておられるとか。


「編んだもんだら」たちを並べてなにやら不敵な笑みのふたり。気になりますね。

こちらのお店では、店頭で編んだもんだらをお買い求めいただけます。

http://www.thenaturalshoestore.jp/store/

「いつも買いにきてくださるお客様が、編んだもんだらちゃんが旅するビデオをつくってるんですよ〜」と店長さん。ん? 編んだもんだら旅をする? それってもしかして……
YouTubeで検索してみてください!

しお




2012年6月3日日曜日

ひでさんのRQW同行記

はじめましてHideです。

仙台出身で、現在はスキー場で有名な北海道のニセコエリアに住んでいます。今回は地元仙台に長期滞在している間、RQWの足立さんの活動に一日同行する機会をいただきましたので、RQW活動内容の記録とともに、僭越ながら、被災地の現状を知らなかった私が被災地で感じたことをお伝えさせていただきたいと思います。


5月14日(月) 6:50 AM

仙台駅東口にて落ち合いました。足立さんの車に同乗させていただき、一路、南三陸町へGo。車中では私のミッション(記録係)と当日のスケジュールを教えてもらいました。



(Hideの独り言)なれない地名や組織名、人名などの情報についていけず、途中でペンとメモ帳を買ってから改めて教えてもらうことにしました。事前に用意すべきですね(汗)


08:20 AM (石巻市 上品(じょうぼん)の郷)

私のために道の駅に立寄ってくれました。私はメモ帳とペン、そして足立さんお勧めの手作りおにぎりを購入。その間にも足立さんは当日使用する資料(編み図)の最終確認と抜け目がありません。



09:25 AM 南三陸町 高橋様自宅兼丸七水産加工場 到着

南三陸町の旧歌津町エリアにある寄木(よりき)地区で丸七水産を営む高橋様宅を訪問しました。震災後、津波により営業停止に追い込まれましたが、同じ場所に水産加工場を再建。また高台に仮設のご自宅を建て営業を再開させました。せっかくの訪問ですが、先の予定があるので近況報告もそこそこに、息子さんのヒデキさんとの次の企画の大まかな日程を確認し、明るい笑顔に見送られながらその場を去りました。





(Hideの独り言)
到着するや否や冗談を言い合う様子から、高橋家との親交の深さがすぐにわかりました。奥様の和子さんによると、足立さんの紹介で、椎名誠さんの奥様の渡辺一枝さんが最近寄木を訪問したらしいです。そうとは知らず、和子さんがご自宅で昼食をご馳走したというお話を楽しく聞かせていただきました。渡辺一枝さんは信州の出版社に不定期に寄稿しているようで、今回の寄木の訪問の様子も「一枝通信」の中に記されていました。



0950AM 南三陸町 寄木地区仮設住宅 到着

高橋様宅と同じ地区で、1.5Kmほど内陸の高台に建築された仮設住宅に立ち寄りました。
こちらにはエコたわしの材料となる毛糸の補充で、大きな三つの袋に山ほど入った毛糸をおいてゆき、代わりに完成したエコたわしを引き取り、颯爽と次の現場に向かいました。その間、ものの数分、私は建物の外で待機してましたが、足立さんによると、その短い時間の間に新製品のアイデアが煮詰まったとのことで、スピード感ある企画推進力に驚かされました。

Hideの独り言)
仮設住宅の前面に渡り廊下が設けられており、日用品の仮置き場として活用されていました。

駐車場の前には仮設住宅のコミュニティー通信がパウチ加工で掲示されていて、コミュニケーションにおいても工夫を凝らしている様子がはっきりとわかった。







1008 AM 南三陸町 ファミリーマート志津川清水浜店 到着

エコたわしの編み図を参加者配布用にコピーをとり、すぐに出発。

1025 AM 南三陸町 中瀬地区応急仮設住宅 到着

第二&第四月曜日はRQW主催の『かんたん手作り&お茶っこ会』が開催されます。本日は第二月曜日で、エコたわし製作の日。到着するとすでに参加者のお母さん達が10名ほど大きな卓を囲んで待っていました。この一ヶ月間で生産したエコたわしは200以上。足立さんから皆さんへのねぎらいの言葉、またお客様の評判が上々であることを伝え、さっそく制作活動開始。今日は新作の「ひらめ」、コピーした編み図を皆さんに配布して、早速編み方の指導をしていました。





指導とは言っても、先頭に立って一方的に教えるようなスタンスではなく、編み物が得意な先輩方のご意見を積極的に取り込んだり、苦手な方にはマンツーマンで教えるスタンス。苦労を惜しまないそのスタンスのおかげでグループ内に上下関係がなく、和気あいあいとしたムードで活発に会話を交わし、自然とお母さん同士でも教えあいが始まりました。


1200PM みんな編み物に盛り上がっている最中ですが、次の予定があるので閉会に向けて今後の活動に関する説明。今後も無理せずに編み物を続けて欲しいとのお願い、今後は材料の毛糸がメーカーから直送されること、また水揚げ(完成品の回収)と材料の在庫管理は登米市のコンテナおおあみさんが請け負い、今後担当するマネージャーと、かわいらしくも頼もしい女性スタッフ2名を紹介し、次の現場に向かった。


Hideの独り言)
誰かが上に立つのではなく、仲間の中で、できる人ができない人を助ける雰囲気が自然に発生する様子は魔法のようでした。仮設住宅の参加者が主体的に活動していて、この活動はすでにこの地にしっかりと根を下ろしつつあるんですね。新しい仕事を地域に定着させためには、地域のかたがたの「ヤルキスイッチ」がどれだけ大事か勉強させてもらいました。


1243 登米市米山地区 かのファーム到着

登米市で畜産農家を生業とするかのファームにお邪魔しました。経営者の鹿野夫妻は足立さんと仙台市内でコミュニティカフェ「うれしや」を517日から共同経営する予定で、その準備も最終段階。料理は奥様の鹿野昭子さんが担当。今回はケークサレとキッシュの味付けや、料理の盛り付け方などを確認していました。(写真 IMG_0640IMG_0643



Hideの独り言)
お店に設置するオーディオ機器を引き取ったはいいが「配線はどうしよう。。。。あ!ここにいた!」と私を指差すお茶目な足立さん。はい、電気メーカにいたのでオーディオの配線なんて朝飯前です。まさか計算づく?いや、たまたまだよね。ラッキーですね、足立さん。(笑)




1354 登米市南方地区 「さざほざ」アトリエ到着

広場の隅にかわいらしいイラストが施されたプレハブを発見!すぐにそこが「さざほざ」アトリエだとわかりました。中に入ると既に近所の仮設住宅から集まった女性陣とコンテナおおあみのスタッフが作業していました。みんな手馴れた様子で和気あいあいと編み物をしていて、足立さんは一通り様子を伺うと、自ら製作作業に参戦。手を動かしながらも近況を確認したり、お客さんの評判を伝えることは忘れません。



途中、なんどか人の出入りがあった中、突然白衣の天使が登場!!近所に住む薬剤師の松浦さんで、編み物が得意のでさざほざに自主的に参加するようになったとのこと。立体的に余れたかわいいブドウなど新作の案として数作品をお披露目してくれました。ちなみにひらめ編み図は足立さんの作品を解読して松浦さんが絵に起こしたとのこと。ものすごい技術力に驚きます。


ひとしきり作業が終わり、あとは完成品の水揚げ。床に並べられた作品のかわいらしさと、色使いのカラフルさに男子でも「わぁすごい」と声を上げてしまうほどです。デザインもさながら、皆さんの愛情が編みこまれているからこその魅力なのでしょうね。今日はわかめとメカブのセットで「ワカメカブ」、「マンボウ」、「イカ」が大量に水揚げされました。足立さんから出荷先と数量を指示され、コンテナおおあみのフミエさんとリョウコさんが手際よく発送準備と帳簿処理を済ませます。すばらしいチームワークでついつい見とれてしまいました。優秀な人材に恵まれています。



16:10 登米市南方地区 コンテナおおあみ到着

「さざほざ」アトリエから車で1分程度の近い場所にコンテナおおあみがあります。建物の中は貸しオフィス、貸し会議室、スタッフオフィスがあり、地域での起業化を支援する体制が整っています。今回は細かい事務作業で立ち寄る目的でしたが、短い滞在時間にもかかわらず社内を紹介してくれました。





Hideの独り言)
地元、大網商工振興会の地域活性化事業部として発足したコンテナおおあみは、貸しオフィスや専門家の紹介などで地域の起業家を支援しながらも、自ら新しいビジネスを創出しようと励む、活力に満ちたムードを感じる組織でした。地域活性化で若者に期待する地方が多い中、地元がここまで積極的に支援してくれるなら、アイデア豊かな若者も不安なく起業を考えられると思います。婚活支援的な企画も推進しているのは若者の悩みをよく理解していますね(笑)



16:30 登米市南方地区 探偵ハウス到着


名前の由来は秘密です(笑) RQWのスタッフは各自自己管理で活動しています。必要な情報はメールやSNSで交信されていますが、細かい状況まで把握できないので、このような定期ミーティングで互いの近況を伝えているようです。ひとしきり現在の事業について話し合った後、連絡事項の共有を行い、次の場所に移動しました。

20:00 東松島市小野地区 小野駅前応急仮設住宅 到着

仮設住宅の群集の中、ひときわ明るく灯りが漏れる集会所に入ってみると、自治会長の武田さんをはじめとする4名の方々がテレビを見ながら談笑していました。食事している方、お酒を酌み交わす方々、そして靴下でぬいぐるみを製作している方がいらっしゃいました。

この靴下人形は地名にちなんで「おのくん」と呼ばれていて、仮設住宅のかたがたが空いた時間で製作し、販売活動をしているとのこと。壁には「おのくん」がずらーーーっと勢ぞろいしていて、小さい「おのくん」は子供用靴下を使用したもの。足立さんは、新規オープンする店舗で販売するために15体の「おのくん」を仕入れていきました。





Hideの独り言)
私事ですが、昼飯を軽く済ませたあまり、小野の仮設住宅についたころにはかなりおなかがすいていました。目の前の料理に気を奪われて、小野の皆様への挨拶がおろそかだったのは本当に申し訳なく思っています。武田さんが作ってくれた晩御飯がまたおいしくて、獣のようにがっついてしまったのは、大人として情けないったらありません。被災者の方にお世話になってしまったので、このご恩は何かしらの形できちんとお返ししたいと思います。
隣にいたのは岐阜からお越しのカメラマン、大西さんでした。大西さんは東松島を中心として被災地を取材し、被災者の体験談を記事にして岐阜新聞に連載している方です。相当な信頼関係がないとあかすことが出来ない辛い体験を聞くことが出来た大西さんは、仮設住宅のみなさんの輪に完全になじんでいましたが、ひと時たりとも正座を崩さない礼儀正しい方で見習うことがとても多かったです。

22:30くらい 仙台市若林区 「うれしや」到着

とうとう最後の目的地に到着しました。ここが三日後にオープンする足立さんのお店です。荷物を降ろして、早速オーディオの設置をしましたが既存のスピーカーとの相性が悪く、手間取ってしまいました。その間、足立さんは料理の下ごしらえ。1時間かかってやっと設置完了し、やっと本日のお勤めは終了となりました。仙台駅で落ち合ってから17時間。本当にご苦労様でした。




【感想】
まず、今回、一日中活動に同行させてくださった足立さんに心から感謝します。寝不足にもかかわらず、私を一日中あちこちにつれてまわって相当疲れたと思います。長時間で過密なスケジュールも、もしかして私にいろいろ見せようと配慮してくれたのかもしれません。最後はオーディオの配線で逆につき合わせてしまったのは申し訳なかったです。
また訪問した先々でお世話になった方々にも、心から感謝します。皆様との出会いを無駄にせず、今後もお付き合いさせていただきたいと思います。

今回のきっかけは、「仙台出身なのに被災地の現状を知らない」という私に、足立さんが「じゃ、一日同行する?」と応じてくれたところから始まりました。

私が住むニセコでは外国人から震災について質問されることが多いです。ニセコは周辺に原発があるため原発稼動への問題意識は強いものの、なぜか津波被災地の実情に関する情報は乏しく、多くのニセコの住民は報道情報を伝聞調で伝えることしか出来ません。私自身、仙台の家族からも被災地の実情を知ることができず、非常に情けないと思っていました。

今回足立さんの活動に一日同行して、仮設住宅に住む方々の暮らしぶりとボランティア活動を僅かながらも垣間見させていただきました。また移動中の車中でもいろいろとお話を聞かせていただきましたので、今後は外国人から被災地の現状を聞かれてもひるむことはありません。むしろ小一時間ほどトクトクと説いてあげたいと思うほどです(笑)

一番勉強になったのは、仮設住宅に住む方々との接し方です。いままでは「被災者との接し方」と、失礼にも「被災者」とひとくくりにしていたところがありました。人それぞれに応じた接し方が必要なのはコミュニケーションの基本。逆に言うとそれでいいのだと実感できました。ただ、ひとつ注意しないといけないのは寄り添うコミュニケーションを保つこと。共感しつづける大事さを言葉だけでなく、身をもって教えてくださった足立さんの対応は忘れられません。自分もこうありたい、そう思わせていただきました。

今回の同行で、被災地の方々が苦しい現状に耐えながらも誇り高く生きている姿を拝見して、自分もしっかりしないといけないと身が引き締まる思いになりました。世界中の人々に、被災地で頑張っている方々の様子を知ってもらいたい。これからは皆様の頑張りを頭に浮かべながら、自分が為すべきことを一つ一つこなしてゆき、共に復興に向けて頑張ってゆきたいと思います。

ありがとうございました。

Hide
(竹樋秀康;たけひひでやす)