今日は南三陸町のさんさん商店街の後ろにできた木の家「さんたろう館」での
つるし雛教室 体験会。
じつは、先日の手芸フリマでお会いした女性からお話をいただいて今日の日が実現しました。
今日の講師は古川でつるしびな教室「きっこまざぎ教室」を開いている佐々木先生です。
その女性は、震災前に南三陸町で開かれていた先生の教室に参加されていた生徒のおひとりで、今回はその教室に通われていた生徒さんたちも集まってきて下さいました。
よくよくお話を聞いてみると、2011年3月11日、あの震災の日も教室の開催日だったのだとか。
それが参加する生徒さんの都合で直前に教室がなくなり、先生たちは戻りの車の中で地震に合われたそうです。それから、沿岸部に暮らしていた生徒さんたちの安否を心配しながらの日々が続いたとのことです。
今日のお題は、「木目込みまり」
まーるい白いボールに切った布をはりつけていきます。
それを張り合わせていく作業に、参加者のみなさんはすっかり夢中。
久しぶりに作業する以前の生徒さん。
「すっかり忘れてしまったよ。」
と言いながらも手先の器用さは変わっていません。
みなさん、あっという間にきれいなまりを完成されました。
「一つ作ったら、また二つ目が作りたくなる大人気の講座なんですよ。」と事前の打ち合わせで聞いていたとおり、皆さん、「もう一つ作りたい!」としっかり次の材料を購入されていました。
みなさんのパワーはすごい。
ものづくりには人を夢中にさせてしまう不思議な力があるんだと思います。
さて、この夏には、先生と生徒さんの協力によって600個の木目込みまりをつなげたものを完成させるそうで、それらは登米市内にある登米祝祭劇場にて夏のつるし飾り展が開催されるとのことです。
昨年の様子はこちらから。
これは絶対見に行きたいと思います。
くりばやし
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