2012年4月30日月曜日

特別な日のギフトに。

結婚式・披露宴は、主役である新郎・新婦だけでなく、
そのご家族やそこに招待されたご友人、会社の同僚の皆さまにとっても、特別な行事。


そんな特別な日に新郎・新婦から、参列してくださったゲストに送られるギフトとして、
被災地のおかあさんたちの手づくりのエコたわしたちを選んでくださいました。

今回、お写真をお送りいただきましたので、ご紹介させて頂きますね。



愛知県にお住まいの酒井様からのメッセージです。

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2月に送っていただいたエコたわしを、
先月挙げた結婚式の中で、パンフレットとともに
ゲストの皆さまにお渡しいたしました。
とても喜んでいただけ、温かな雰囲気に包まれました。

写真を一部送付いたします。
当日は、お色直しのときに、各テーブルで写真を撮影しました。



数多くのエコたわしを、ひとつひとつ手作りいただき、
本当にありがとうございました。



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華やかなお召し物に、バラやタコが色を添えていますね。


酒井様、どうか末永くいつまでもお幸せに♡。





被災地の女性たちの経済的な支援のために、と始めた手しごとプロジェクトは、
今は、私たちの当初の予定を超える数が生産されるようになり、東北から、
世界中に届けられるように成長しました。




あらため、私たちの手しごと五箇条。
http://www.rq-center.net/wp/wp-content/uploads/2011/11/teshigoto.pdf



ものづくりの大事なこころを忘れずに、今日もまたエコたわしとともに沢山の人と
つながれたらいいなと思っています。




くりばやし

















2012年4月29日日曜日

11人の、にこにこ地蔵

すっかり春めいてきた、南三陸町。
4月23日(月)、南三陸町志津川中瀬町仮設住宅 集会所にて、
月2回の定例 『かんたん手作り&お茶っこ会』 を行ないました。
  
この日のテーマは 『お地蔵様』!
先生は、いつも中瀬町の講座をサポートしてくださっている
登米市(南三陸町のすぐ内陸)東和町鱒渕のみえ子さんです。
 
                     
お地蔵様の体は、ヤクルトの容器と“重し”用の小石。かわいいお手ては綿棒です。
身近な材料で作れるんですね!
  
この日の参加者は10名。うれしいことに、新しい顔ぶれが数名!
これまでお声掛けしても「今日はちょっと・・・」と遠慮されていた方が
今日は笑顔で一番乗りで来てくれて、びっくりしました。
  
 
着物の袖から作ります。
おしゃべりしながらも、手は止まらない。
昔は縫物を仕事にしていたという方も数名いて、
「久しぶりよ~」と言いながら、ちくちくリズムよく縫っていきます。
   

学校が休みで遊んでいた子どもたちも、おばあちゃんのマネをして縫物に挑戦!なにやら袋のようなものを、一生懸命つくっていました。
  





                        ミニ着物と顔をつないで、1時間半ほどでお地蔵様が完成。
  
 まんまる顔がかわいい♪
  
            タコたわしと同じく、やっぱり表情が作り手に似ています(笑)。

                        全員集合~!

(先生の分を入れて11人)
「色んな顔で、どれもかわいいねえ~!(笑)」と、大盛り上がり♪
  
 
ほどよく疲れたところで、お茶っこタイムです。


子どもたちが、2種類のようかんを串に刺して食べやすくしてくれました。
右は、ボランティアのYさんが毎回送ってくださる季節の和菓子です。
目で楽しめて、食べておいしい、お菓子って素晴らしい!
     
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そして!(東北の方達は、「そして」という接続詞を多用します)
今回も、タコたわしを購入してくださった方からたくさんのメッセージが届きました。
メールの文章を、RQWのメンバーがかわいくレイアウトしてくれています。

               「タコたち、日本中どこまで旅していくのかねえ(笑)」
 
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そしてそして。いつも講座を手伝ってくれるみえ子さんが縁で、先日、中瀬町のみなさんは
登米市東和町鱒渕地区のお祭りで踊りを披露しました。
 
  
写真は集会所での練習の様子です。自主練習も重ね、本番は大成功!
(私も一緒に踊っちゃったので、本番の写真がありません(涙))
  
踊りなど昔から慣れ親しんでいる事をしているとき、
お母さんたちは本当にいきいきしています。
   
震災から1年、私たちは「日常」を意識した活動に移っています。
たくさんのボランティアが来て行なっていた支援活動は、ある意味「非日常」のもの。
そろそろ、継続して地域内で運営していける形を作っていく段階です。
  
もともとあったネットワークの再構築も視野に入れながら、
地域に合ったつながりが生まれていけばいいな、と思います。
   
しんがき@とめおはうす

2012年4月28日土曜日

始まりと終わりとありがとう


426日、南方仮設住宅で編み物講座。
始まりがあれば終わりがあります。


今回は前回の続きでイチゴのエコタワシとネットバッグ。
前回イチゴを編んだ人は今回ネットバッグと出し物を逆転。

イチゴのテーブル。赤と緑!
ネットバッグのテーブル。
多めにあった黄色の毛糸、誰も選んでくれません

目の前にあるネットバッグのサンプルの一つを作ったのは自分。
しかしそれはひと月前。
「目数は?」って聞かれたって覚えてない。




黄色い糸でサンプル完成!
だけど、ここにはベテランさんがいっぱい。
先生はそこここにいるから大丈夫、大丈夫。

始まってみれば、最初の頃に来たきりだというお母さんの横についたまま、
人気のない黄色の毛糸でのサンプル作りに没頭してました。


こちらでは月1でマッサージの須藤さんがいらしてます。
お母さん達の肩をもんだり、時にはマッサージベッドで念入りに。

近くにいたベテランさんがマッサージベッド行きになると、
急に生徒さんが増えました。

「底を編んだから次教えて」と側にやってきた方は、
最初の頃、かぎ針と糸との悪戦苦闘を存分に楽しまれてました。

悪戦苦闘があまりに続くと、楽しむより前に嫌になってしまうのでは?と思ってしまいます。

でも、この日手に持っていたものはきちっと目が揃い、
思わず編み目を触りながら「キレイですねー」と、しばしほれぼれ眺めてしまいました。

半年、その時間の流れを感じました。



南方の講座の始まりは10月27日。
もはや伝説のこちら→http://www.rq-center.net/women/21064

そして終わりは突然やってきました。

ここでは「さざほざ」というアトリエのつながりがあります。
仮設の外から来てくれる地元の先生がいて
仮設の中からも先生してくれるお母さん達がいます。

今までにも今後をどうするかという話は出ていました。
ついにこの日、お母さんと相談という形で話し合いがなされました。


「講座でなくてもみんなで集まって続けたい。」
「材料は自腹でもいいよね。」
「糸も安く仕入れられるかもしれない。」
「じゃあ次はいつにする?」
「先生時々遊びにきてくれるよね」


結果、自分たちで集まってサークルのように続けていくとおっしゃって頂きました。
始まりがあり、終わりが来て、続きもありますね。

強く、たくましく前に進むお母さん達の姿がとてもまぶしかったです。


終了後の「今までありがとうございました」という言葉に、じんときました。
そして「今後もよろしくお願いします」とも。

私の講座デビューもここから始まり、半年・・・
なんとも感慨深いです。


さくらだ

2012年4月27日金曜日

春夏素材


4月25日、午前中に続き午後は階上交流広場で手編み講座。
始める前に一言。

「今日は編み図がありません。サンプルもありません。」

というのも、今回使った素材が毛糸ではなく、物資で頂いたアンダリア。
一見ビニール紐のような素材は、伸びないので編むのも一苦労。
二日間この糸と格闘してたけど、サンプルが間に合わず…。

「仕上げは次回ね」と、途中までの簡単な編み方を書いた紙をお渡ししてスタート。

人によってゆるゆるになったり、カチカチになったり。
カチカチなのは頑丈な仕上がりになるけど編むのが大変。

ちょっと手こずるけど、作った事のあるキンチャクでも
仕上がりが違ってくるのでお母さん達も夢中!

あっという間に終了時間。
さすがに誰も仕上がらず。



前日から編んでる私のキンチャクも一番上の状態だけど、
この後の待ち時間に完成します。


終了後、前回つくったというミニミニバッグが
可愛かったので集合してもらいました。



あめ玉一個が入るか入らないかの大きさで、
バッグではなくアクセサリーですね。

ここには今まで作った作品が飾ってあって
久しぶりに来たというお母さんがそれを見て言ってました。
「休んでた間がもったいなかった」


さあ、皆さんが帰られたあと、
トップ会談(?)が行われている間に、
次回のためにどうやって紐をつけるかなどなど
試行錯誤しながら仕上げ。



完成です!

手慣れたお母さん達は、きっとこれよりステキな仕上げをしてくるでしょう。
でも、なんとかできた。
これで次回が乗り切れる、やれやれ。

現場はいつも綱渡りです。


さくらだ

初めまして!おじゃまします!

4月23日、新規の講座で水梨子小学校仮設住宅におじゃましてきました。

すぐ近くの水梨子コミュニティ仮設住宅で講座をやっているのを知っていて、途中からは入りずらいのもあり、ぜひこちらでも!とお話を頂きました。

私たちがやっていることは手編み講座とはいえ、コミュニティーをつくるお手伝いだったり、講座の中で聞いた話から何か困った事はないかなどの情報収集を目的としていたりします。

この日は渋滞でちょっと遅れて到着。
用意したのは最近人気のイチゴのエコタワシ。
参加者は16名。




こちらの雰囲気はどうなのでしょう?
コミュニケーションは取れているのでしょうか?
集会所はどんな風に使われているんだろう?

など探り探り始まるつもりが・・・

いやもう待ってましたとばかりに、元気元気。
あまり編み物の経験が無い人が多かったけど、
糸を配りきる前に編み始まり、
あっちこっちから「先生!」「先生!」「先生!」。





開けたてのスターターキット

1時間半くらいはまったく落ち着く暇もなく、お母さん達の勢いに押されたり、笑わされたりしながら講座が進んで行きました。





終わる頃には早い方は、二つ目を編み始め、遅い方は
「先生、続き編んで」と編みかけを差し出し・・・。
翌日も揃って編み物をするそうで、誰かが仕上げてくれるでしょう(笑)。

そう、こちらのお母さん方、すでにとても仲良し。
最初に書いた私たちの目的の一つ、コミュニティーをつくるお手伝い、必要なさそうです。

ですがその話をすると、「みんな今日初めて会ったんだ」と。

そう口々に言い始めたけれど、最後には
「毎日こーんな感じ」と、本当に楽しいお母さん達です。
残り一回もきっとにぎやかに進むでしょう。

今後は、近くの仮設住宅の方達と合同でイベント的に集まれたら、それはまた仮設住宅間同士のコミュニケーションが生まれそうで楽しみですね。

さくらだ

2012年4月20日金曜日

春の水墨画講座 2日目


(水墨画の講師、まきさんにブログを書いていただきました。)
  
4月15日
水墨画講座2日目も、2ヵ所の仮設(南三陸町)へ訪れました。
この日の2ヵ所は、前回の「冬の水墨画講座」を開催した場所で、
また描きたい!と好評をいただき、再訪問しました。

もちろん私たちも、またみなさんと一緒に楽しく描きたいと思っていたので、
再会をとっても楽しみにしていました。
  
午前は 「南三陸町 南三陸町 入谷福祉仮設」にて
こちらは一般の仮設住宅と福祉施設の仮設が併設しています。
 
前回は談話室での開催でしたが、今回は福祉仮設のコミュニティスペースにて。
そのため、机と椅子を使用できたので、
床座では腰が痛い方も快適に描くことができました。
   
先生たちの持参した作品を見て、まずは水墨画プチ美術館鑑賞。
今回は、季節に合わせて私の作品である桜の掛け軸を用意しました。
「これでお花見になるねぇ~」なんて言ってもらえて、お互いニッコリ。
   
描き始めると、徐々にやってくる人も増えて机をフルに使って楽しく描けました。
やっぱり2回目に描く方は、リラックスしている気がします。
水墨画が未知の世界でなくなったことや、
講座の流れがわかっていることが大きいですね。
こうして、何度も同じ場所に訪れることは、とってもいいことだなぁと思いました。
  
とはいえ、初参加の方もとっても上手!
やっぱり、山で見ている植物は特に、
身近なものだから自然と形などがわかっているのだなぁと思いました。
山で咲く藤、私も見てみたいです!





ライブペインティングは、季節の桜。
用意した掛け軸の山桜とは違ってこちらは枝垂桜。
室内でお花見ができると喜んでもらえました。


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お次は午後の部
「南三陸町 入谷 童子2期仮設住宅」にて
まずは集会所に入ると嬉しい光景が。
前回私がライブペインティングをした作品が飾られていました!

3か月前の訪問だけれど、心はつながっているのかなって。
心がつながるから再会できるのかなって、嬉しくなりました。
  
こちらは自治会長さんが、かねてから水墨画を描きたかった、という思いがあった方。
自治会長さん、前回は梅を描かれましたが今回は富士山。
風景画は今回初ですが、桜や松、朝日など、みなさん好みにアレンジしています。
やっぱりこちらも、前回よりリラックスして自由に楽しんでもらえた感じがしました。
恒例のライブペインティングも楽しみにしてくれていて、
なにができるかみんなで予想しながら真剣に筆使い・色使いを見ています!
今回のライブペインティングは、春の花「藤or桜」と「鯉」でした。 
辰年である今年の鯉は縁起物。鯉が滝登りをして
登竜門を通り竜になるという伝説があるんです。
 
お互い道は違えど、努力を重ねて未来へ向けて進んで行こうという
思いをこめてこの題材を選びました。
  
滞在の最後にRQ登米復興交流センター(鱒渕小学校)に、
鯉に師匠の言葉を添えて、作品をひとつ贈りました。
  
まき

春の水墨画講座 1日目

(水墨画の講師、まきさんにブログを書いていただきました。)
 
4月14日
1月の初回「冬の水墨画講座」に引き続き、春の回の開催です。
まずは初日、4月14日のご報告。
この日の2ヵ所は、今回初めて水墨画講座として訪れる場所です。
   
午前は 「南三陸町 歌津 伊里前小学校仮設住宅談話室」にて。
こちらは数日前に完成したばかりの談話室なので、備品がまだそろっていません。
鱒渕小学校から机や椅子・座布団を搬入しての準備です。
   
先生たちが持参した作品を鑑賞していると、何を描こうかまよっちゃう!
ということでまずは、先生が藤の花と竹を実演してみました。
(ちなみに、竹を描いたゆり先生は2年間竹だけを描き続けている研究家です。)
 
すると、今回は春の水墨画会ということでみんなで
これから咲くのを楽しみに、お花を描くことに。
さわやかなブルーの藤の花と朝顔に挑戦!
   
最初は、無理無理~と言っていた方々も描きだすと真剣に。
そしてどんどん上達して最終的にはお花の季節が本当に待ち遠しくなるような
色紙作品を完成することができました。
お部屋に飾るねって嬉しそうです♪見ているだけで心癒される作品。
これからの日々のいろどりとなってくれるかな?
  できたばかりの談話室で初めての講座をしてみて、
これからみんなが気軽に談話室に来ておしゃべりする
きっかけになってくれたらいいな、と思いました。
  
ちなみに、RQのガッキー、塩本さん、川崎さんも
墨に向き合うひとときの時間を満喫してくれて、素敵な作品もできました!
   
最後に、恒例の掛軸ライブペインティングをしました。
やっぱり自分で描いたあとのみんなの見る目は真剣ですね。
今回は、みんなが描いた藤を私なりに描きました。
 
 
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ではお次は午後の部
「気仙沼市 最知仮設 談話室」にて。
こちらは、RQWが時折おじゃまして編み物講座をしている仮設住宅。
気心の知れているメンバーがたくさん集まり、和気藹々とみんなで描きました。
多くの方が参加してくれたので写真撮影の手がまわらず、
講座をしている写真がなかったみたいで・・・ごめんなさい!
でも作品を見てくれればわかりますよね、
みんな本当に生き生きと自分らしく楽しく、完成させることができました。
  
藤・竹・蛙に富士山、梅雨が楽しみになる紫陽花も。
先生たちが見ていないうちに、みんなどんどん描き進めていて、
さすが手仕事に慣れているという印象を受けました。
 





   
お母さんたちも、私たちも、お互い思い出を「もの」に込めて持ち帰ることができ、
幸せな気持ちでみんなで帽子をかぶって帰りました。
 
まき 

タコ、獅子に噛まれる!

4月14日、15日

銀座の東日本復興応援プラザで行われている月に一度の合同販売会。
土曜は肌寒い雨の中、人通りも少ない出だしでしたが、今までのテーブルから今回ワゴンを初めて使わせて頂き何だか予期せぬ春の昇格気分。
日曜は慌てて天蓋など飾り付けますが、なかなかサマになりません。そこをカバーして頂いたのがBPの企業ボランティアさん7名。小学生の娘さんとお母さん、大学生の娘さんとお父さんとご家族での参加もあり、アットホームで暖かい雰囲気になりました。またお声掛けも絶妙なタイミングで精鋭の販売チームでもありました。

銀座を始め販売を重ね商品認知度が上がるにつれ、一部コアな人達に大人気の「中瀬町Mさんのタコ」。正当派では語りえない深層の心の琴線に触れるそのお顔つきに、放っておけない気持ちになるという大ファンのお客様が銀座にご来店。おひとりでいくつもMさんのタコだけを選ぶそのあまりの嬉しそうなお姿は、ご本人にぜひともお伝えしなければと思わせるものでした。
さて、お隣はいつも元気なチーム東松島から大曲浜の獅子舞が登場!
笛や太鼓のお囃子にあわせて迫力の舞い踊りが行われました。厄払いに、招福に、頭をガブリッ!こどもは健康に育つといわれています。が、ちょっと恐そうです。私達のたこさんタワシも幸多かれと噛んで頂きました。
来月も合同販売会にて獅子が銀座で舞踊ります。皆さんも頭からガブリと噛まれに来てください。

はく

2012年4月18日水曜日

イチゴリベンジ

4月11日(水)
先週の続き。。。
すいかイチゴの翌日は、はしかみ交流広場で定例の編み物講座があった。
別のネタを考えていたけど、せっかくイチゴマスターとなったのでリベンジの意味も込めて同じ題材に。今度は上手に教えられるはずさ・・・。


ここの講座に来るお母さん達は、既にかぎ針編みの達人!そんじょそこらのネタでは満足しない。
いまさらエコタワシではちょっとレベルが低すぎるか?と思いきや、これが思いのほか楽し気でほどよく苦戦してくれた。


何度も網目を確認しながら・・・。


助け合って教えあって。
 何のことはない、苦戦の理由は私が描きなおした編み図の肝心カナメの箇所が、ちーとも説明されておらず、手書きの絵にも反映されていなかったから。口で説明したところで、簡単にわかるはずもなく・・・。

体操しま~す!の掛け声に
手を止める人は少なく・・・
黙々と編む


1番にできた人
小ぶりイチゴ


お隣さん
やや大ぶりいちご


流石、ほぼ全員完成!
   
というわけで、リベンジならず。
南方の講座へ続く・・・。
                                           muramats-u


















はじめての現地ボランティア活動@階上中

「わかめに出ている人が結構いるから、5人くらいか、多くても10人くらいでしょう」
との前情報で入った、階上中仮設集会所での手縫い講座。


神奈川の呉服屋さんが講師ボランティアとして来てくださり、講師持ち込みワークショップの形で開催しました。ちりめん生地を2枚はいで、ポケットティッシュケースを作ります。縫うのは簡単ですが、最初の生地の折り方がポイント。

講座開始の10分前くらいから、お母さんがどんどん、どんどん集まって来られて……最終的には20人越え! 嬉しい悲鳴と同時に、うわー、サポートちゃんとできるかなと内心ドキドキ。でも、今日はとーーーっても強い味方がいたのです。
社会人ボランティアの女性お2人。企業内での募集に応募して、RQグループの現地ボランティアに参加してくださいました。




そんなお2人の感想がこちらです。

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今日はボランティアとして、気仙沼での手づくり講座のサポートをさせていただきました。
何ができるのかと少し不安もありましたが、必要な道具をお渡ししたり、手順を一つ一つ確認しながら、20人以上のお母さん方と一緒に楽しい時間を過ごすことができました。


出来上がったティッシュケースは一つ一つ個性にあふれた素敵な作品になっていて、お母さんたちも凄く楽しんでおられたように思います。
中にはまたご自身でも作れるように、何度も手順を確認して覚えているお母さんもいらっしゃいました。
私たちも実際にティッシュケースを作っている時、昔裁縫のお仕事をされていたお母さんがお手伝いをしてくれました。
そのティッシュケースの出来に、お母さんは大変喜んでくれて、私たちも嬉しくなりました。
この作品は大事な思い出になると思います。因みに写真がその作品です。


また機会があれば、是非お手伝いさせてください。
村山&菅野
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手づくり講座では、実はとーっても上手なお母さんに私たちが教わってしまうこともしばしば。お母さんがたはひかえめな方が多いので、「講座」といいつつ、手づくりの楽しみ再発見や仲間づくりのきっかけという面が大きいのです。先生がたくさん布を準備してくださっていたので、ほとんどのかたが2個作っていかれました!

しお